本作は東京上空に巨大な宇宙船が突如襲来した世界を舞台にした“ディストピア青春日常譚”。絶望的に思えた異常事態も次第に日常へ溶け込んでいく中で、青春を謳歌する少女たちの姿が描かれる。 YOASOBIのボーカル・ikuraとしても活動する幾田は、作中で登場する国民的マンガ「イソベやん」を愛読し、担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生・小山門出(こやまかどで)役で出演。幾田は「門出は自分にも少し重なるところがあって、そんな門出を演じながら、大きく世界が変わっていく渦の中で、一番身近で大切な人との時間や会話の愛おしさを改めて強く感じることができました」と述べている。なお幾田が声優を務めるのは2021年の「竜とそばかすの姫」以来2度目。 ano名義でソロアーティストとして音楽活動をしているあのは、戦争ゲームオタクであり日常的に寝不足の女子高生・中川凰蘭(なかがわおうらん)、通称“おんたん”役で参加し