高齢者施設などで職員が1人で夜勤を担う「ワンオペ夜勤」の解消を求め、約4万筆の署名を厚生労働省の担当者(右)に手渡す「なくせワンオペ!プロジェクト」のメンバーら=同プロジェクト提供 「介護の日」の11日、福祉の現場で「ワンオペ夜勤」中の事故や事件が後を絶たないことから、愛知県医労連などでつくる組織が署名約4万筆を厚生労働省に提出し、複数体制への配置基準の見直しを求めた。 介護施設や障害者施設で働く人らによる「なくせワンオペ!プロジェクト」は、2年前に名古屋市にある障害者の短期入所施設で1人夜勤中だった30代の男性が倒れ、その後亡くなったことをきっかけに、2021年6月から活動を開始した。今年4月からオンラインなどで署…