実りの秋が訪れ、キノコ狩りも最盛期を迎えるが、気をつけたいのが毒キノコ。専門家でも見分けが難しい種類があり、9~10月には毒キノコによる食中毒が多発している。関係者は「採らない、食べない、売らない、人にあげないで」と注意を促している。 【写真】シイタケやヒラタケと似ている毒キノコのツキヨタケ(日本きのこ研究所提供) 厚生労働省によると、2012~16年に全国で起きた毒キノコの食中毒は計198件(患者数564人)。月別では9月が53件(158人)、10月が121件(357人)で約9割を占めた。県内では同じ5年間で、みなかみ町や渋川市などで5件(18人)あり、3件(12人)が9月と10月に集中した。 日本きのこ研究所(桐生市)顧問の中沢武さん(68)によると、キノコの毒による症状は(1)肝臓や腎臓の障害(2)神経系に作用(3)胃腸を刺激(4)手足の末端に激痛――の4種類。 (1)のキノコの代表
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」に指定されている熊本県・阿蘇の見どころの一つである立野峡谷(同県南阿蘇村)で、阿蘇山の溶岩が作り出した柱状節理(ちゅうじょうせつり)が、国の復興工事で破壊されていたことが分かった。工事は昨年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋を別の場所に架け替えるもので、国は県に柱状節理を壊すことを説明していなかった。 ◇世界ジオパーク指定 柱状節理は、凝固した溶岩に角材状の割れ目が縦に入る地質上の現象。立野峡谷では川岸に柱状節理が大規模に露出しており、そのうち幅110メートルが壊されているのを8月30日に市民団体のメンバーが見つけた。 現場では、国土交通省熊本復興事務所が阿蘇大橋に代わる新しい橋の建設を進めている。長さ250メートルの工事用道路を川岸の崖上から下に向かって新設するために、柱状節理を含む幅110メートル、高さ70メートルの川岸を削っていた。ほ
マンホールのふたに熱い視線が注がれている。前橋市が不用となったマンホールのふたを1枚3千円で売り出したところ、購入の申し込みが殺到しているという。愛好家らの間でも話題となり、先月29日には現物が公開され、購入希望者が続々と現れた。 【写真】前橋市が配布しているマンホールカード=市提供 売却されるのは直径約60センチ、重さ約40キロの鋳鉄製のふた10枚。ほとんどが1983年~2012年製だが、なかには1970年代以前とみられる製造年不明のものもある。デザインは3種類で市の花のバラや市章などがあしらわれ、実際に下水道に使われていた。 市はこれまで、不用となったふたはリサイクル業者に売却するなどして処分していた。だが、昨年4月から、一部の自治体がご当地マンホールを紹介する「マンホールカード」を作り始めたところ、人気が沸騰。前橋市も12月に作成し、2千枚を配布した。 こうしたマンホール人気に市の担
あれから、キツネの被害はないという。19年ぶりに夏の甲子園に出場した滝川西のことだ。 1回戦で仙台育英に3―15で敗れたものの、ナインは胸を張って北海道に帰ってきた。新チーム始動日、5番・左翼で先発した佐野大夢(3年)が部室の掃除中に話しかけてくれた。ボロボロになった赤いグラブを手に取りながら…。 7月中旬。練習後のミーティング中に、佐野は外野手用グラブを野生のキツネに持って行かれた。滝川市は札幌から車で約2時間のところにあり、グラウンドは田畑に囲まれるなど、自然豊かな町だ。よく出没するキツネに、これまでも革製品を狙われたことはあったそうだ。その日は、ナイター照明をつけて部員全員で捜索したが、見つからず。翌朝、ボロボロにかみちぎられたグラブがグラウンドに“返却”されていた。 大切なものだった。2年生の春。佐野が捕手から外野手に転向した際、母・早苗さん(47)が買い替えてくれたグラブだった。
オーストラリア東部サンシャインコーストのオーストラリア動物園で、珍しい白いコアラが誕生した。動物園が22日に発表し、名前を募集している。すでに公開されているが、動物園では「母親の袋の中で眠っていることも多いので、見られなくてもご了解を」としている。 【写真】母親のおなかにつかまる白いコアラの子ども(オーストラリア動物園提供) このコアラはメスで、体毛が白く、目や肌は茶色。同動物園の獣医師、ロージー・ブース博士は「野生なら、非常に明るい体毛は狙われやすい。この子は、みんなが動物を大切にするここで生まれて『大当たり』でしたね」と話した。 動物園では、フェイスブック(bit.ly/2wxYZHw)を通じて名前を募っている。すでに「白い」という意味の「ブランシュ」(フランス語)「ビアンカ」(イタリア語)のほか、「シュガー」「バニラ」「パール」など様々な案が書き込まれている。(シドニー=小暮哲夫)
名古屋市港区で公園に生えていた毒キノコを食べた男性3人が、下痢や吐き気などの症状を訴え、入院していることが分かりました。 名古屋市港区の荒子川公園で、今月20日バーベキューをしていた30代の男性3人が、園内に生えていたキノコを採り、焼いて食べたところ、約1時間後に下痢や嘔吐などの症状が出て、病院に搬送されました。 男性らは現在も入院中ですが、快方に向かっているということです。 男性らが食べたのは毒キノコの「オオシロカラカサタケ」で、表面は白くてカサが大きく、芝生などに生えていて、食べると嘔吐や下痢、腹痛など食中毒を起こすということです。 名古屋市は園内に立て看板を設置し、利用者に注意を呼びかけています。
自律神経を簡単にリセット。いつでもどこでも簡単にできる「ずぼらヨガ」を「MAQUIA」9月号からご紹介。 万能さNo.1♪ミディアムヘアの最旬スタイル 精神や心を整えるヨガは今どき女子のメンテナンスにピッタリ。毎日なんかだるい、と感じているなら、崎田ミナさんがナビゲートする、いつでもどこでも簡単にできる「ずぼらヨガ」を試してみて。 ★教えてくれたのは… イラストレーター・漫画家 崎田ミナさん 体調不良をきっかけに始めたヨガで、心身の健康を回復した崎田さん。自身の体験を基にした著書『ずぼらヨガ』(飛鳥新社)が好評。 完璧なポーズじゃなくても体と心にしっかり効く! ヨガウェアもヨガマットも不要。両腕を伸ばしたり、広げたりできるスペースさえあれば、今すぐにでもできるのが、ずぼらヨガ。 「運動が苦手で面倒くさがりな私が、唯一続いているのがヨガ。ひとつのポーズを完璧にキメなくても、テレ
100年以上の歴史を誇る夏の甲子園で、名勝負と呼ばれるものはたくさんある。「甲子園史上最も壮絶な試合」と言われる2006年の帝京(東京)対智辯和歌山(和歌山)もそのひとつだ。最終回、もつれにもつれた強豪校同士の一戦のカギを握っていたのは帝京の1年生ショートだった。 【写真】「甲子園に出られない」プロ注目のスラッガー 現在、北海道日本ハムファイターズで活躍する杉谷拳士は『敗北を力に! 甲子園の敗者たち』(岩波ジュニア新書)で2006年夏の戦いについて詳しく回想している。逆転打を放ちながら、たった1球で敗戦投手になった15歳は、あのとき、何を思ったのか? ◆初めての夏なのに「ラストチャンス」の重圧 ――実力のある選手が揃う帝京で、杉谷選手は入学後すぐに抜擢され、1年生ながらショートで起用されました。 杉谷 すごい選手がいるなかで、「どうして僕が?」と自分でも思っていました。おそらく、技
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く