机上検討の段階で消滅したものが31件(41%)、長く検討が続いているもの(=残念ながらこのまま消滅する可能性が高いと思われます)が6件(8%)ありました。そして、PoCを実施した後に中断となったものが13件(17%)、PoCを経て本格導入に進んだものはわずかに3件(4%)でした。 一方で、PoCの段階を踏まずに本格導入となったものも10件(13%)ありました。PoCの多くは、お客さまからデータをCSV形式などでいただいて、当社のデータサイエンティストが分析して結果をフィードバックするサイクルを数回繰り返すという簡易的なものでした。 個別のお客さまの状況を書くことはできませんが、内訳についても分析してみましょう。 業種別の導入目的から見えてくる課題 まず業種をみてみると、製造業が54件、製造業以外(通信、金融、流通・サービスなど)が21件でした。これは、我々の事業活動の偏りによるところが大き