こんばんは、きんどるどうでしょうです。KindleDirectPublishing、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビューをお送りする”KDP最前線”。地球最後の日(笑)にお送りする第三回は、感情を欠落して生まれた亜人が人と触れ合うことで手に入れるものとは? 感情の詰まった物語「demi」を執筆した”犬子蓮木”さんのインタビューを掲載します。 「demi - spring and autumn -,- winter and summer -」 「雪は綺麗?」僕はサラに尋ねる 感情を欠落させて作られた人間が、いくらかの人間達とふれあいながら生きていく二年間のうち春と秋、そして冬と夏の物語。それが「demi」だ。物語の冒頭、主人公・ポーラは自分の産みの親である博士から1つの仕事を引き受ける。 「私を殺し、庭にあけておいた穴に埋めて欲しい」 感情のない僕は淡々と仕事をこなし、そして博士を