タバコを止めたいと思いながら、なかなか止めれない喫煙者も多いはず。喫煙者の約7割が「ニコチン依存症」にかかっており、うち6割がそれを自覚していることが、ファイザーの調べで分かった。しかし医者などに相談したことがある人は5%にも満たないようだ。 ニコチン依存症についてNPO法人日本禁煙学会の作田学理事長は「強い中毒性ゆえに身体的にも心理的にもニコチンに依存してしまう慢性的な疾患で、喫煙者がタバコを止めたくても止められないのは、この病気にかかっているため。禁煙を成功させるために最も効果的な方法は、医師の適切な指導と禁煙補助薬による禁煙治療と考えられている。しかし大半の喫煙者は、ニコチン依存症という病気への理解が不足している」とコメントした。 インターネットによる調査で喫煙者の9400人(各都道府県男女100人ずつ)が回答した。調査期間は4月10日から4月15日まで。 日本の職場では分煙が主流