ネットやTwitterだけ見ていると、多少は選挙が盛り上がるのかと思っていたのだが、蓋を開けてみると投票率は57.9%で前回を下回ったそうだ。感想としては、「これで日本経済がよくなるのかどうか、よく分からない」結果だった。比較的 pro-business な政策を主張しているみんなの党の影響力が大きくなったことは、歓迎すべきなのだろうが。 選挙の大きな争点とはならなかったのだが、わが国において取り組むべきもっとも大きな課題の一つが、世代間の不公平である。 既に年金・医療を中心とした社会保障において、若い世代が割を食う、といったことはよく報じられている。「年金は払うだけ損だ」みたいな記事はよく見かけるし、書籍でも 「孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本」 「若者は、選挙に行かないせいで4000万円も損している?」 といったものが出版されている。 このように高齢者優先の施策が取