Appleがインドで許可を申請していた中古iPhone(整備済製品)の輸入・販売計画が却下されたとBloombergが報じている(Ars Technicaの記事、 Softpediaの記事)。 携帯電話市場として世界で2番目に大きなインドでは、80%を150ドル以下の製品が占め、大手メーカーのスマートフォンは35ドルから入手できる。Appleは多くの市場で携帯電話キャリアと提携してiPhoneを値引き販売しているが、インドにはこのようなシステムがないため、Appleのシェアは2%にとどまっているとのこと。 欧米系の企業では、さまざまなカテゴリーの製品でインド限定の低価格設定をしたり、低価格モデルの投入を行ったりしているが、AppleはiPhoneのプレミアムイメージを保つ必要がある。整備済製品の投入は、新品価格を変更せずに低価格でiPhoneを販売し、インドでのシェアを伸ばす狙いとみられる