オススメのJavaログ管理手法 ~コンテナ編~(Open Source Conference 2022 Online/Spring 発表資料)
肥え続けるTomcatと胃を痛めるトラブルハッカー:現場から学ぶWebアプリ開発のトラブルハック(8)(1/3 ページ) 本連載は、現場でのエンジニアの経験から得られた、APサーバをベースとしたWebアプリ開発における注意点やノウハウについて解説するハック集である。現在起きているトラブルの解決や、今後の開発の参考として大いに活用していただきたい。(編集部) メモリリークと聞いて、良いイメージを思い浮かべる開発者は少ないだろう。経験したことのある人にとっては、思い出したくない過去の記憶がよみがえるかもしれない。もしかしたら、その単語を聞くだけで胃が痛くなる人もいるかもしれない。筆者もかつてはその1人であった。 前々回の記事では、WebサーバとTomcatの間の接続において、スレッド数の不整合により発生したトラブル事例を、前回はTomcatとDBサーバの間のトラブル事例を紹介した。今回もTom
今回の概要 システムが応答しない、パフォーマンスが劣化したなどのトラブルが発生したときに、原因がなかなか掴めず、あたふたすることはないだろうか? 本稿では、Java EEトラブルシューティングの現場で役立つ7つ道具を紹介する ある日、突然電話が鳴る 用件は、「システムが不定期に停止する。よく分からないけど、どうやらJava EE部分がおかしい」とのこと。このような事態が発生したとき、やみくもに原因を調べ、いつまでたっても問題が解決できず、原因の一片も発見できないことが多々ある。 トラブルが発生した場合、ツールが充実していない昔は、開発者の経験と勘に頼るところが非常に大きかった。Webシステムが普及するいま、昔とは比べ物にならないほど、システムの数が増え、開発者数が増える一方、システム障害を切り分けられる職人的なエンジニアの人数はシステム数に比例して増えているわけではない。そのため、すべての
本記事は、HP-UX Developer Edgeに掲載された記事を株式会社アットマーク・アイティおよび本記事の筆者が独自の判断のもとに加筆・修正したものです。 本連載の最終回は、HotSpot VMに固有の振る舞いを学びます。HotSpot VMのデフォルト設定ではパフォーマンスが思うように向上しないケースを紹介し、対処方法を説明します。また後半では、JVMのPermanent領域のチューニング方法を説明します。 ベンチマーク・プログラムからHotSpot VMの特長を探る アプリケーションのチューニングの効果を比較するためにしばしば作成されるのが、簡単なベンチマーク・プログラムです。しかし、HotSpotベースのJVMでは、ベンチマークの設計のまずさが誤解を生む原因となりかねません。例えば、ベンチマークによっては、旧型のJIT(Just-In-Time)コンパイラを備えたClassic
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