「ジャンボ」の愛称で親しまれ、今年3月に国内線から引退したボーイング747型機で実際に使われていた座席を、全日本空輸のグループ会社が売り出す。1階席の先頭にあり最も広かった「プレミアムクラス」で、1人席は3席、2人席は4セット限定だ。 リクライニングや収納テーブルなどはそのまま使えるが、音楽や客室乗務員の呼び出しボタンなど電気が必要な機能は使えない。税・送料込みで1人席が64万7千円、2人席が74万7千円。25日から来年2月末までに通販サイト「ANAショッピングA―style」で申し込み、抽選で購入者が決まる。(上栗崇)