従業員のストライキで営業が一時停止した、東北道・佐野サービスエリア(SA)上り線のフードコートと売店の問題で、運営する栃木県佐野市のケイセイ・フーズの岸敏夫社長に新たな疑惑が浮上した。 自らが住職を務める寺の墓地霊園造成の許可申請の際、佐野市に提出する墓購入希望者リストに署名するよう、従業員に指示を出していたことが28日、分かった。 ◇ ◇ ◇ スト発生から2週間が経過し、ストを継続している約40人の従業員は、職場復帰を目指し、SA内を明るく彩るようなポップの制作を日々、続けている。利用客へのメッセージボードには、ストを起こしたことの謝罪と同時に「新たな気持ちで誠心誠意」などと書かれている。従業員は急な解雇などのパワハラがない、健全な環境での職場復帰を熱望している。