PC用サイトが携帯電話から見られる「フルブラウザ」をめぐる争いが激しさを増している。無料で利用できるフルブラウザアプリが次々に登場しているほか、通信事業者もフルブラウザを内蔵した端末を市場に展開し始めた。 通信事業者の端末にはじめから内蔵されているフルブラウザを提供するのがOpera、ACCESSなどの大手企業であるのに対し、フルブラウザアプリを提供する企業はいずれも数年前に創業したベンチャー企業だ。彼らはどういったビジネスモデルを描き、フルブラウザ市場で戦うのだろうか。各社の思惑を探った。 フルブラウザとは何か まず、フルブラウザとはどういったものかについて確認しておこう。一般的にフルブラウザとは、携帯電話からPC用のウェブサイトが見られるブラウザを指す。これまでの携帯電話のブラウザではcHTMLやHDMLのように、携帯電話向けの言語で記述されたサイトでないときちんと表示されなかった。P
携帯電話事業への新規参入を狙うイー・アクセスは、高速のデータ通信サービスや格安の通話サービスを提供すると公言している。では、その端末はどのような形になるのだろうか。東京ビッグサイトで7月13日から開催されている携帯電話関連の展示会「WIRELESS JAPAN 2005」において、同社の描く携帯電話端末の未来像が明らかにされた(関連記事)。 同社が展示していたのは、音声とデータの両方が利用できる端末が3機種、データ通信専用端末が2機種。いずれもモックアップで製品化時期は未定という。「市場の反応を見て今後の計画を決めたい」(説明員) フラッシュオーディオプレイヤーのような形状をした「Music Box Model」。音楽再生機能を重視し、テンキーをなくした。メールや通話機能も搭載させるといい、文字入力は右側のジョグダイヤルで、通話はイヤホンマイクで行う。本体上面にディスプレイを搭載し、楽曲名
日本テレビ放送網は7月12日、インターネットで自社番組を有料配信する意向を表明した。 広報部では「最終決定には至っていないが、現在鋭意検討中だ」としている。一部では、「1本あたり100円で10月から配信を開始し、1年以内に1万本以上の番組を用意する」と報道されたが、詳細について広報部では、「放送時間や料金、収益モデルなどは、さまざまなシミュレーションをしているところだ」と述べるにとどまった。 具体的なコンテンツについて同社では、「初期投資がどの程度かかるかによって用意できるコンテンツが変わってくるため、現時点ではコメントできない」としている。サービス開始時期についても、「サービスを開始してから徐々に作り上げるのか、多くのコンテンツを用意してから始めるのかによって開始時期は違ってくる。ビジネスモデルをはっきりさせてから開始時期を発表する」と言う。 インターネットでの動画配信は、これまで映画や
フジテレビジョンは7月12日、有料のオンデマンド動画配信サービス「フジテレビ On Demand」を本格的に開始すると発表した。ISPやコンテンツ配信事業者と提携し、7月15日よりストリーミング形式にてコンテンツを配信する。 発表時点での提携事業者は、OCN、So-net、BIGLOBE、Yahoo! BB、AII、ShowTime、スカパー!BB、OCN Theater、オンデマンドTV、KDDI光プラスTV、ジュピターVOD、BBTV、4th MEDIA(配信は@nifty、BIGLOBE、hi-ho、ぷらら、So-net)となっている。 フジテレビでは、ライブドアが6月15日に発表した無線LAN接続サービス「D-cubic」にも同サービスのコンテンツを提供したいとしていたが、D-cubicのサービス自体が現段階ではまだ始まっていないため、提携企業の中にライブドアは入っていない。フジテ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く