サイトマップ 今週のお題「ごはんのお供」 現在は単身赴任で関東在住だが、実家は大阪、京都にもほど近い北摂地域にある。 漬物と言えば、千枚漬け、しば漬け、すぐき、柚子大根。「京つけもの西利」のお漬物は、京都に行ったら必ず買って帰る特別のお漬物だ。 子供の頃、決して裕福とは言えなかった我が家で、お袋がよく作っていたのが「大阪漬け」だ。「きざみ」とも言ってかもしれないが、大根と大根の葉っぱを刻んで、塩を振って浅漬けにしただけのもの。 昔、大阪城の築城工事を取り仕切っていた、忙しい工事係の武士の家で漬けられたのが始まりだと言う。 子供の頃は、捨ててしまいがちな大根の葉っぱを使っているのが貧乏くさくて嫌だったが、少ない家計で遣り繰りしていた母の姿が懐かしい。 昨今は、大根も1/2本とか、1/3本とかで売っている。一人暮らしで、大根を丸1本買うのは覚悟がいるが、葉っぱがきれいな大根を見つけたら、ついつ