進化を続ける生成AIの最前線、ChatGPT。既に多くの業界で注目される中、まだこの革命的な技術を手にしていないあなたへ。本連載では、具体的なコードを交えながら、ChatGPT APIの可能性とその活用法を徹底解説します。第2回では、ChatGPT APIの公式機能であるFunction Callingを活用し、自らの判断で行動するチャットBotの作り方を紹介します。 自らの判断で"行動"するチャットBotをつくる 前回の記事では、ChatGPT APIを活用して独自の知識を持ったオリジナルのチャットBotの構築方法について説明しました。しかし、自然で人間らしい会話を実現できるという点は、大規模言語モデルが持つ潜在能力のごく一部に過ぎません。今回は、単なる会話AIを超越し、自らの判断で行動するチャットBotの開発方法を詳しくご紹介します。 はじめに、具体例として以下の会話をご覧ください。