「Vistaの採用ペースはXPより早い」「誰もGoogle Appsを使っていない」――MicrosoftのバルマーCEOがGartnerの年次カンファレンスで語った。 Windows Vistaが登場し、芳しくない評価を受けてから約2年、米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、Gartnerの年次カンファレンスで数千人のIT専門家を前に同OSを擁護した。 同氏は10月16日、Gartner Symposium/ITxpoの講演で、MicrosoftがVistaを擁護する際によく聞かれる文句を用いた。Vistaのコンシューマーおよび法人市場での採用ペースは、XPをリリースしたときよりも早いと同氏は聴衆に語った。講演の直前、Gartnerのアナリスト、ニール・マクドナルド氏とデビッド・スミス氏は聴衆に、10%の企業しかVistaを採用していないと話した。 こうした数字にもバルマー