2010/02/26 情報処理推進機構(IPA)は2月26日、無償で利用できる日本語フォント「IPAフォント」の新シリーズ「IPAexフォント」を公開した。同時に、IPAフォントのバージョンアップ版も公開している。 IPAフォントは、「IPAフォントライセンス」に基づいて配布されている日本語フォント。2007年10月の一般公開以来、10を超えるLinuxディストリビューションやアプリケーションに採用されているという。 新シリーズのIPAexフォントでは、固定幅とプロポーショナル(変動幅)を1つのフォントに統合した。 従来のIPAフォントでは、固定幅の「IPA明朝」「IPAゴシック」と、変動幅の「IPA P明朝」「IPA Pゴシック」という4種類のフォントを完全に分離して提供していたため、1つの文書の中でフォントを使い分ける必要があった。これに対しIPAexフォントでは、「IPA明朝・IPA
2010/01/07 現在ロンドンの地下鉄の案内図や路線図で全面的に使われているアルファベットフォント「New Johnston」をデザインしたのは実は日本人――。こう言ったら驚くだろうか。その日本人とは、イギリス在住のグラフィック・デザイナー、河野英一氏だ。河野氏はまた、Windows Vistaから標準で添付されているフォント「メイリオ」(Meiryo)をデザインしたことでも知られる。 2009年11月5日、来日中だった河野氏の謦咳(けいがい)に接する機会に恵まれた。訥々(とつとつ)とした中にも、デザインに対する情熱がかいま見える氏の語り口は、集まった出版、印刷、組み版、情報処理の専門家らを魅了した。 ビル・ゲイツがゴーサインを出した偶然 メイリオ――。横書きを前提に欧文・和文が混在するテキストを表示したときに美しく文字が組まれること、ディスプレイで読むことを最優先として液晶ディスプレ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く