自己敗北性パーソナリティ障害(じこはいぼくせいパーソナリティしょうがい、英語: Self-defeating personality disorder)は、マゾキスティックパーソナリティ障害(英語: Masochistic personality disorder)としても知られる、ひとつの提案されている人格障害である。それは、1987年に『精神障害の診断・統計マニュアル』第3版改訂版 (DSM-III-R) の付録に収載されたが、それ以降の『精神障害の診断・統計マニュアル』(DSM)への公式の追加は許されなかった。代案として、「特定不能のパーソナリティ障害」の診断が代わりに使われる可能性がある。いくらかの研究者や理論家は、この基準を使い続けている。公式のコード番号「301.90」を持っている[1]。 A. 成人期早期までに始まり、種々の状況で示される全般的な自己敗北型の行動パターン。患者