asahi.com（朝日新聞社）：トヨタのリコール問題、米議会が異例の公聴会 - ビジネス・経済【ワシントン＝尾形聡彦】トヨタ自動車が、米国内で販売した車種で、のべ７５０万台超のリコール（回収・無償修理）を発表している問題で、米下院のエネルギー・商業委員会は２８日、２月２５日に公聴会を開くと発表した。同委員会は北米トヨタ社長に書簡を送付し、詳細な情報提供を求めたほか、同社長を公聴会にも呼んでおり、異例の厳しさで問題に臨んでいる。 トヨタの大規模リコール問題で、米議会が真相究明に乗り出す形で、問題が大きく拡大する可能性がある。 同委員会は、道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）のデータとして、「過去１０年間でトヨタ車の急加速に伴う死亡者数は１９人に上り、他社すべてを合わせた件数の２倍近くに上る」とトヨタ車での事故の頻度の多さを指摘。同委員会は公聴会にからみ、北米トヨタ社長に、過去１０年の急加速に関する消費者からの苦情など、すべての報告や、トヨタ内部の検討資料を提出するように要求。また、リコー
