J1第7節第1日(23日、鹿島0−3横浜M、国立)横殴りの雨を切り裂くような一撃だった。1−0の後半31分。横浜Mの日本代表DF栗原がこぼれ球に右足を強振、ミドル弾を突き刺した。終了間際には猛然と走り込んでオウンゴールも誘発。守っては鹿島の強力な攻撃陣を封じ込めた。 「すごい拍手をもらってジーンときた。スポーツっていいなあと。試合になればブーイングもされたけど、平和だから(サッカーが)できる」 試合前に相手スタンド前で挨拶し、温かい拍手を受けた。再開されたJリーグへの思い、相手への敬意を全力プレーで表現した。 お株を奪う試合巧者ぶりもみせた。シュート数は4本Vs13本。前半3分に先制すると、自陣深くでの守りに徹した。「したたかなチームを上回る、勝ちにこだわる姿勢をみせてくれた」。狙い通りの逃げ切りに、木村監督はほほえんだ。 「元気、勇気、やる気を感じてもらえれば」。指揮官の思いは、勝利への
日本プロ野球選手会の新井貴浩会長=阪神=は22日、文部科学省などへの訪問後、報道陣に「選手会は一貫している。12球団一丸で難局に向かっていかないと。このままじゃプロ野球界は駄目になる」と話した。 関係者によると、文科省は同時開幕について、選手会の要望に配慮して協議を進めるよう両リーグに求めた。蓮舫節電啓発担当相も「新井選手会長の発言に全て賛同する」と述べるなど、各大臣、副大臣が選手会の立場を尊重している。 新井選手会長は「コミッショナーは『批判を受けいれる』と言うが、どうして批判を受けてまでやるのか。理由を説明してもらっていない」と不満を口にして「英断を待ちたい。必ず変わると信じている」と話した。(共同)
横浜MのDF中沢佑二(33)が9日、ホーム開幕・川崎戦(13日、日産ス)で“因縁の対決”を制する意気込みを示した。相手のDF田中裕介とMF山瀬功治は昨季までの同僚。「向こうはやってやろうと気合が入っていると思うし、こっちは神奈川のチームにホームで負けられない」と返り討ちを誓った。 特に田中裕は退団する際、中沢のロッカーに「フロンターレで大きくなって、いいプレーをみせます」との置き手紙をして去っただけに、「どの辺が大きくなったのか見せてもらいたい」とニヤリ。同じDFとして、後輩の成長と思いを見届けるつもりだ。 練習では守備陣が集まり、情報端末iPadで5日の名古屋戦の反省点を確認。中沢は「約束事をもう一度、決め直そうということ。いいんじゃないですか」と手応えを示した。(志田健)
インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(24)が、6日のジェノア戦(ホーム)で欧州移籍後初ゴールを決めた。後半33分から途中出場し、同39分に左足で豪快にゲット。5−2大勝に貢献した。 一夜明けた7日付伊紙も、長友の初ゴールに大騒ぎ。ガゼッタ・デロ・スポルトはインテル加入後最高点の6.5点(10点満点、5.5〜6点が平均)で「小さなサムライはインザギに変身。サンシーロを沸き立たせた」と、イタリアで300得点超を決めるストライカーに例えて絶賛した。さらに「INDIAVOLATA(悪魔のように)」の見出しで5ゴール圧勝を報じ、「長友は先輩サネッティにゴール後のお辞儀」の見出しで、お辞儀パフォーマンスの写真を「先輩」の漢字つきで掲載した。コリエレ・デロ・スポルトも6.5点を与えた。
【ミュンヘン2日】前回覇者バイエルン・ミュンヘンとの敵地戦に、1−0勝利での決勝進出。シャルケの決勝点はFWラウル・ゴンサレス。前半15分、ペルー代表FWファルファンのCKからつながれたボールを頭で押し込んだ。今季レアル・マドリードから移籍した33歳は、2月15日の欧州CL決勝トーナメント1回戦・バレンシア(スペイン)との第1戦で、自身の持つCL最多得点記録を69に伸ばすなど健在。シャルケを02年以来5度目の頂点へ近づけた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く