今日のまとめ 新興国の株式市場は年初から下がっているところが多い 業績予想にもかなり変化が出た国が多い PEGレシオは全般に下がった 米国のサブプライム問題の余波を受けて新興国の株式市場も大きな調整を入れる市場が相次ぎました。加えて先進国の経済成長見通しの暗転で新興国の企業の業績見通しにも変化が出ました。 主な修正点としては: 輸出型企業を中心に業績予想が修正された 金融市場に収益が左右されやすい業種で業績予想が修正された 原油高等商品相場の水準を反映させて業績予想が修正された が挙げられます。 これらのことから今年の年初の時点での新興国各国のPEGレシオ(*)と3月20日現在のPEGレシオでは極めて大きな変化が出ています。 チリの市場は年初から7%程度下落しましたが業績予想が下方修正されたため、PEGレシオは悪化(=増大)しています。相変わらず新興国の中で最も割高な市場です。 メキシコの