なにをするの? 待ち行列について簡単に説明し、Pythonのプログラムを通してシミュレーションし確認します。 待ち行列とは 待ち行列では、サービスを提供するものをサーバ、サービスを提供されるものを顧客(クライアント)とよぶことにします。 顧客は、確率的(または確定的)に発生し、FIFO(First In First Out:先入れ先出し)の行列に並びます。 そして、先頭から確率的(または確定的)な時間をかけてサービスを受け、サービス終了後に抜けていきます。 このようなしくみを系またはシステムとよびます。 待ち行列における最も簡単なモデルは、M/M/1 モデルになります。 M/M/1 モデルとは 待ち行列では、(A)どのように到着するか、(B)どのようにサービスされるか、(C)サーバがいくつあるかが重要になります。 この3つの情報を、A/B/Cのように書く形式をケンドールの記号とよびます。つ