WebCrypto APIでECDH鍵交換を用いた暗号化を使ってみるでは、WebCrypto APIを使った暗号化と復号について触れましたが、今度は同じく楕円曲線暗号をベースとしたECDSA (Elliptic Curve Digital Signature Algorithm)でJWT (JSON Web Token)による電子署名を試してみます。正確には、SHA-256ハッシュを組み合わせた、SHA-256 with ECDSAによる電子署名、となります。 まずはJWTのペイロードを準備(署名する側) JWTについてはWebCrypto APIでJSON Web Tokenの検証を試してみるで(検証のみ)触れていますので、全体の流れとJWTの書き方についてはこちらを参照して下さい。 今回も、JWT自体の形式は同様に、