保育園の開設進まず 2014年7月にオープンするはずだった保育園の建設予定地=2015年4月、東京都世田谷区【時事通信社】 静かな生活を送りたいと住民が反対し、保育園の開設が進まないケースが相次いでいる。東京都では子どもの声が騒音だとして、公害紛争に発展した例も。国を挙げて子育てしやすい社会の実現を目指しているはずが、なぜこうした事態となっているのか。背景を探った。(時事通信社編集局 菊地えり) ◇高齢者ばかりの地域になぜ 東京都世田谷区の住宅街の一角に、約1000平方メートルの空き地が広がる。2014年7月に定員100人規模の認可保育園がオープンするはずだったが、周辺住民の反対を受け、いまだに着工のめどが立たない。 すぐ近くに住む女性は「この辺りに暮らしているのは高齢者ばかりで、とても静かな地域。なぜあえてここに造るのか。区は『義務だから』の一点張りで納得できない」と不満をあらわにする。
大使追放、断交も検討か=北朝鮮に反発-マレーシア 【クアラルンプール時事】ロイター通信は23日、マレーシア政府高官の話として、金正男氏殺害事件を受け、マレーシア政府が北朝鮮大使の追放や断交を検討していると報じた。 それによると、マレーシア政府は事件捜査をめぐる北朝鮮からの批判に反発。北朝鮮の康哲駐マレーシア大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として国外追放することのほか、平壌にあるマレーシア大使館の閉鎖、ビザなし渡航の取りやめが選択肢として検討されている。 北朝鮮からの批判がやまない場合には、すべての外交・通商の断絶もあり得るという。(2017/02/23-21:59) 【特集・北朝鮮の今記事一覧へ】 【アクセスランキング】
バランス悪く、力出せず=ホンダ母国で惨敗-F1日本GP 16位に終わったマクラーレン・ホンダのアロンソ(奥)=9日、三重・鈴鹿サーキット 昨年に続いて、マクラーレン・ホンダが入賞を逃した。兆候は前日の公式予選からあった。車体の調整が決まらず、バランスが悪い。決勝の朝、ホンダの八郷隆弘社長に会った長谷川祐介F1総責任者は「社長は怒っていました」と神妙な面持ちで話した。 決勝では周回を重ねるだけで、入賞争いに絡めず、アロンソが16位。パワーユニット(PU)交換による罰則で、最後尾からの発進になったバトンは18位。長谷川氏は「最悪の結果。なすすべがなかった」と反省の言葉を並べた。 18位に終わったマクラーレン・ホンダのバトン(手前)=9日、三重・鈴鹿サーキット マクラーレン・ホンダ勢は前戦までの16戦中9戦で入賞し、うち3戦はダブル入賞。トップ3チームに次ぐ存在に台頭していただけに、力を出し
盲導犬、柱避けて歩行か=線路に男性転落死 盲導犬を連れていた品田さんが死亡した東京メトロの青山一丁目駅。転落地点の先には、点字ブロックを一部つぶす形で柱が並んでいる=16日午後、東京都港区南青山 東京都港区の東京メトロ青山一丁目駅で盲導犬を連れていた世田谷区の会社員品田直人さん(55)が電車にひかれ死亡した事故で、品田さんと盲導犬がホーム上の柱を避けて歩いたため、線路に転落した可能性のあることが16日、警視庁赤坂署への取材で分かった。同署や、盲導犬を貸与していた北海道盲導犬協会(札幌市)が状況を調べている。 盲導犬と歩行中転落=駅ホームから、男性死亡-東京 赤坂署と東京メトロによると、品田さんは盲導犬を右手に従えてホームを歩行中、徐々に黄色の点字ブロックと白線を越え、左足から転落した。ホームには線路から約1.2メートルの位置に、点字ブロックの一部をつぶす形で柱が並び、同署は犬が柱を避けよ
盲導犬と歩行中転落=駅ホームから、男性死亡-東京 15日午後5時45分ごろ、東京都港区南青山の東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、盲導犬を連れて歩いていた男性がホームから転落し、進行してきた電車と接触した。警視庁赤坂署によると、男性は世田谷区祖師谷、会社員品田直人さん(55)。病院に運ばれたが、約3時間後に死亡した。品田さんは目が不自由で障害者手帳を持っており、同署は誤って足を踏み外したとみて調べている。 赤坂署によると、品田さんは右手に盲導犬を従えてホームの線路寄りを歩いていたが、徐々に線路へ接近。左足から転落する様子が防犯カメラに映っていた。犬は落ちなかった。当時ホームは混雑していなかった。 東京メトロによると、転落前に駅員が危険を察知し、品田さんに「お下がりください」とマイクで呼び掛けたという。青山一丁目駅には転落事故を防ぐホームドアがないが、2018年度までの設置を予定している。(
空自機が「レーダー照射」=「挑発行動」と非難-中国国防省 【北京時事】中国国防省は4日、東シナ海上空で先月17日に日本の航空自衛隊機が中国軍機に対し緊急発進(スクランブル)したことについて談話を発表し、「日本のF15戦闘機2機が高速で接近挑発し、火器管制レーダーをわが方に照射した」と主張して、日本側が「挑発行動」を仕掛けたと非難した。 国防省は、緊急発進に関する日本側の発表が「白黒を逆転させており、人の耳目を惑わせている」と反論。中国軍のスホイ30戦闘機2機が、東シナ海に中国が設定した防空識別圏内で「通常のパトロール」を行っていた際に、レーダー照射を受けたと訴えた。 国防省によれば、空自機はミサイルをかく乱するための防御装置(フレア)を作動させ、「逃げた」という。同省は「挑発的な行動は空中での事故を容易に引き起こし、双方の人員の安全に危害を加え、地域の平和・安定を破壊する」と日本側を
追い込まれ辞職選択=舛添氏、強気が裏目に 東京都の舛添要一知事の政治資金流用問題を伝えた週刊誌報道から1カ月余り。釈明を繰り返した舛添氏に対し、都議会の全会派が共同で不信任決議案を提出し、15日に可決されることが確実になっていた。追い込まれた同氏は、不信任ではなく自ら辞職することを選んだ。 追い込まれ辞職選択=舛添氏、強気が裏目に 「いつ辞めるか確約がない」-。舛添氏の進退をめぐり都議会の動きが緊迫化した14日、自民党関係者はこう漏らし、難しい駆け引きになることを明かした。2年前の知事選で舛添氏を支援した同党だが、野党はすかさず「製造物責任がある」と批判。7月の参院選への影響を懸念する声が急速に高まった。 しかし、舛添氏は会期末15日を前にした都議会運営委員会の理事会で「不信任を可決したら、辞職か都議会解散しかない。リオデジャネイロ五輪を目前に混乱を招くことは国益にもマイナスだ」と訴え
1/25 スクロールで次の写真へ 辞職を翌日に控え、登庁する東京都の舛添要一知事=2016年6月20日午前、東京都新宿区【時事通信社】 政治資金流用をはじめとする公私混同問題の責任を取り、21日付で辞職する舛添要一東京都知事が20日午前、都庁に入った。「最後に一言お願いします」などの報道陣の問い掛けには応じず、無言で通り過ぎた。21日は現時点で舛添氏が登庁する予定はなく、これが最後の登庁となる見通しだ。具体的な公務の日程もなく、都の職員による見送りなどセレモニーも行われないという。 舛添氏は、知事として最後となる17日の定例記者会見の出席を拒否。10日の定例会見を最後に報道陣の取材に応じず、無言を貫いている。辞職会見を開く予定もないといい、一連の問題に関する説明を放棄した形で都庁を去ることになる。同氏が政治資金で購入した絵画や掛け軸などの美術品のうち、都庁内で保管しているものは21日までに
1/24 スクロールで次の写真へ 成人式に向かう途中、沖縄県沖縄市の交差点をバイクと乗用車計9台でふさいだとして、県警交通指導課などは9月30日までに、道交法違反(共同危険行為)容疑で、県内外に住む16~20歳の36人を書類送検した。「成人式だから何をやっても許されると思った」などといずれも容疑を認めているという。 同課によると、見物人が撮影しインターネットの動画サイトに投稿した画像を分析、暴走行為と関与者を特定した。ネットに投稿された動画を端緒に摘発したのは全国で2例目という。 写真は、交差点付近での暴走行為が撮影され、摘発につながった投稿動画の一場面[沖縄県警察提供] 【時事通信社】 関連記事 押収銃器 キャプションの内容は配信当時のものです
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く