『夜天の書』と呼ばれる一冊の魔道書があった。その魔道書はあらゆる魔法を記録し、主を守る守護騎士という絶大な戦力を保有し、数多の時代を生きてきた。 やがて夜天の書は世界一優しい最後の主に見守られ官制人格リインフォースとともに深い眠りについた。 だが、一つ疑問が残る。初代夜天の王とは何者だったのか?何を思い書を後世に残したのか。 初代の死から八百年――彼は再び生を受けることになる(強制)。 蘇生されました。
2001年 12月31日 7名の若者と1つの大きな《夢》が空へ旅立った__________ 2002年 1月1日 桜花作戦 7名の若者と1つの大きな《夢》は2名の若者を残し、5名は世界の人々に夢を与える為、名前をも明かされぬまま儚く散って云った___________ 生還した2名の内の1人である白銀武は、『2度』も同じ時を過ごし、本来の目的であった『オルタネイティヴⅣ』を完遂させた事によって、『狂った』世界から元の世界へと帰って行った。 だが、再び白銀武は『狂った』世界へ戻されてしまったが、今までの世界とは違っていた。1月1日を過ぎているというのに儚く散った筈の5名の若者の生存や、所属していた部隊の存在、『オルタネイティヴⅣ』を完遂する為に払った犠牲がそのまま生きていた。 その世界で待ち受けるのは、まだ地球に残された《人類に敵対的な地球外起源種 BETA》だった。 人類は地球からBETAを
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