ブルートレインの青一色から、マレー鉄道公社の青を基調にオレンジが加えられた「マラヤン・タイガー・トレイン」。来年1月の運行開始が待たれる=ジョホール州ジョホールバル・セントラル駅 日本で2009年に、鉄道ファンのみならず、一般利用客からも惜しまれつつ姿を消した寝台特急「ブルートレイン」が、ここマレーシアで新たな出発をすることが決まり、来年1月から正式に運行が開始される予定だ。 半島マレーシア東海岸線(単線)を走るのは、「富士」と「はやぶさ」の中古車両で、九州旅客鉄道(JR九州)から8両、西日本旅客鉄道(JR西日本)から6両の合計14両がマレー鉄道公社(KTMB)に無償譲渡された。7両編成の2本で、タイとの国境に近い北部クランタン州トゥンパッから、マレーシア最南端の街ジョホール州ジョホールバルを経て、シンガポールのウッドランズまでを結ぶ。車体は青が基調の一部オレンジ、名称は「ブルー・コーチ/