秋になったら、いたるところに落ちているどんぐりや西洋トチの木(マロニエ)の実を使って簡単に石鹸を作ることが出来ます。 手作りであることに加えて、他の使用用途がないどんぐりやトチの実*を使っているため、環境にも優しいといえるでしょう。 *ドイツには食べられないトチの実が落ちています 一般に家庭用油の廃棄物を使って石鹸を作ることは知られていますが、これはかなり危険です。まず、油を石鹸に変えるためには苛性ソーダを使うのですが、苛性ソーダは劇物です。 肌に触れると、皮膚のたんぱく質が溶かされて、やけどのような症状になります。目まわりに苛性ソーダが飛ぶと、濃度によっては失明します。子どもが関係するような事故例も実際にあります。 小学校において石けんをつくる実験の際、児童がうっかりか性ソーダを手でつかんだので皮ふがおかされヒリヒリした。急いで水で洗ったがすでに遅く、手を負傷した。 引用元:日本ソーダ工