日産自動車は次の標準CADシステムとして米UGS社の「NX」を採用することを決めた。同社はこれまで「I-deas」(UGS)を利用している半面,仏Renault社が「CATIA」(仏Dassault Systemes社)を使っていることから,次期CADの選定については注目が集まっていた。NXはI-deasと「Unigraphics」を統合した後継版であり,日産自動車はI-deas上にこれまで構築してきたさまざまなシステムを継続,発展できることを重視し,決定した。
日産自動車は次の標準CADシステムとして米UGS社の「NX」を採用することを決めた。同社はこれまで「I-deas」(UGS)を利用している半面,仏Renault社が「CATIA」(仏Dassault Systemes社)を使っていることから,次期CADの選定については注目が集まっていた。NXはI-deasと「Unigraphics」を統合した後継版であり,日産自動車はI-deas上にこれまで構築してきたさまざまなシステムを継続,発展できることを重視し,決定した。
UGS PLM Software社は,3次元CAD/CAM「NX」のCAMモジュール(以下,NX CAM)を切り出し,新たに単独のCAM製品とした「NX CAM Express」の日本語版(Ver.5)を2007年9月25日から出荷開始した。機能はNX CAMのVer.5と同等。NXのCAD機能とセットではなくNXのCAM機能だけを欲しいといったユーザーをターゲットとする。価格はオープンで,販売代理店によって異なるが,2.5軸加工対応モジュールの場合で平均180万円程度。3軸加工対応モジュールの場合で同240万円程度,旋盤ベースの複合加工機に対応したモジュールの場合で同312万円程度,5軸加工まで対応可能なフルモジュールの場合で同468万円。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く