OpsWorksでRailsアプリケーションを運用するために知っておくべきことを数回に渡り本ブログで紹介していきます。 今回はOpsWorksのデプロイフックを利用する方法です。 Railsでは、JavaScriptやCSSを結合して圧縮することで、ブラウザがウェブページを描画するために必要となるリクエスト数を削減する仕組み(Asset Pipeline)が用意されています。 この仕組みを利用するには、rake asset:precompile というタスクを実行する必要がありますが、OpsWorksのRailsアプリケーションのデフォルトのデプロイ処理ではこのタスクを実行してくれません。 しかし、OpsWorksにはデプロイフックという仕組みが用意されています。 それではその仕組の利用方法を紹介します。 まず、${RAILS_ROOT}にdeployというディレクトリを作成し、その中にb