驚いた。 昨日、我が家を、見知らぬ中年女性が訪ねてきた。 宗教の不況か保険の勧誘だろうとすぐに気づいたが、冊子をくれるというので、受け取った(皆さん、こういう時は受け取ってはいけません! 受け取ると、またやって来ます!)。 表紙には実践倫理宏正会と書いている。どうやら、宗教の方だったらしい。 いやいや、正確には、実践倫理宏正会は宗教団体ではない。社団法人である。しかしまあ、宗教のようなものだと思うので、ここではそう書く*1。 で、先ほど、その冊子をぺらぺらとめくっていたら、水村美苗のインタビューを見つけた。あの『日本語が亡びるとき』で、数名のアルファブロガーを巻き込み、大騒ぎを巻き起こした水村である。おお、こんなところでも話をしているのか。 興味がわいたので、読んでみた。 内容を簡潔に要約するなら、「日本語は優れた言語だが、いま、英語の猛威をまえに亡びつつある。日本語を守らなければならない