タグ

ブックマーク / shinta.tea-nifty.com (9)

  • [R30]: メディアビジネスのバリューチェーン

    昨日は古谷先生とのお茶会だった。ブロガー同士が会って話すとブログで書けない話ばかりが飛び交うというのが通例であって、今回もとっても面白い話が多かったが、どれも書けないことだらけ。というわけで何を話したかは秘密です。どうして会えたかもしばらくは秘密。いずれどこかでタネ明かししますが。うふふふ。 ところで全然関係ないんだけど、3月から断続的に連載してきた「ブログと情報強度」あるいは「メディアビジネスのバリューチェーン」というタイトルのネットメディア論シリーズに、そろそろ落ちをつけておこうかなあと思い立った。理由は湯川氏@時事通信のブログに久しぶりに反応しなきゃなあという義務感(笑)と、YOMIURI ONLINEのブログ導入のネタがあったから。 湯川氏はそのYOMIURI ONLINEのブログ機能実装記事を評して、 炎上しない程度に盛り上げる・・・。この微妙なバランス感覚をつかむことが大事なん

    [R30]: メディアビジネスのバリューチェーン
  • メディアビジネスのバリューチェーン(その4) - R30::マーケティング社会時評

    メディア論を書くのはもう止めようかとか、気が向いた時にだけ書くことにしようかとか、いろいろと考えた。でも前回さらっと流すつもりで書いたエントリに、ずいぶんたくさんのトラックバックが集まったのを見て、やっぱりこの話みんな好きなのね、と改めて認識(笑)。PVが取れる間はしばらく書いてようかとも思う。 つくづくあざといなと自分でも思うのだけれど、マスメディアについての赤裸々な論考っていうのは、まさにそれが今までマスメディアが最も扱ってこなかった話題であるがゆえに、コンテンツとしてはものすごく読まれるんだよね。よく考えたら、マスメディアなんてただのニッチ産業に過ぎないはずなのに、この絡みのネタは今まで「需給バランス」が悪すぎたのだ。 というわけで、今回も与太話をひとくさり。前回エントリにつけられたトラックバックやコメントに絡んでいくだけで1終わりそうな予感ですが。 fareaster blogの

    メディアビジネスのバリューチェーン(その4) - R30::マーケティング社会時評
  • メディアビジネスのバリューチェーン(その3) - R30::マーケティング社会時評

    連載シリーズ第3回だが、今回は少し軽めの、というかつれづれ系の語りで行こうと思う。ゴリゴリのマーケティング理論やればやるほど反応が少なくなっていく気がするので(笑)。 最近、ネットとメディアのかかわりについて、既存のメディアの内部から非常に骨太の議論が出てくるようになった。いいことだと思う。これまで、マスコミの内部にはインターネットや2ちゃんねると自分たちがどう「競合」するのかについて、口にすることさえおぞましいみたいな雰囲気が漂っていたが、現役の記者がタブーを率先して破ることで、マスコミ内部の雰囲気も少しずつではあるが、かなり変わってきたんじゃないかと思う。 なんていうか、ここまでいろいろな議論が出てくると、もう僕がむきになって「メディアビジネスのバリューチェーン」なんて連載を書かなくてもいいんじゃないかと思い始めた。そろそろメディア論について語るの、やめようかしら。 それはともかく、最

    メディアビジネスのバリューチェーン(その3) - R30::マーケティング社会時評
  • メディアビジネスのバリューチェーン(その2) - R30::マーケティング社会時評

    前回の「メディアビジネスのバリューチェーン(その1)」のエントリには、切込隊長はじめいろいろな方から示唆に富むトラックバック及びコメントをいただいた。皆さんどうもありがとう。 1つ1つにコメントをつけるのは面倒だしあまり生産的でもない気がするので省略させてもらいます。ただ、隊長のトラックバックはやはりかなり核心を突いてるので、今回はそれをネタに話を引っ張ってみよう。 隊長の言い分をまとめるとこういうことかな。 ネット上で何を議論するかを決める最初のファクトは、主にマスメディア側が提出の権限を持っていて、ネットからは出てこないファクトの検証や論考は、ファクト(あるいは設問)が可視となってから始まるので、ファクトに先にリーチできるマスコミの方が有利。ネットにできるのは公開情報に基づく基礎調査だけ企業や人物の実像(と次に起こる事態の予測)に迫るには、公開情報を集めて推論を立て、取材による検証を繰

    メディアビジネスのバリューチェーン(その2) - R30::マーケティング社会時評
  • メディアビジネスのバリューチェーン(その1) - R30::マーケティング社会時評

    ベンチャーキャピタリストの梅田望夫氏がはてなの取締役に就いたらしい。こういう時にはおめでとうございますとか言うんだろうか。何と言えば良いのかよく分からないが、とにかく我が事のように嬉しいのは不思議なことだ。 梅田氏と僕は年齢も離れているしまったく面識がないのだけれど、実は彼と僕にはある共通点がある。お互い、あるとても近しい関係だった人を心の底から尊敬していて、しかもその人から可愛がられていたのだ。しかも梅田氏がブログで書いているはてなの近藤社長に対する思いも、なぜかすごく似ている。大げさな話だけれど、何か非常に深い縁のようなものを感じた。梅田氏に精一杯のエールを送ると共に、このエントリのシリーズを僕が人生で最も尊敬していた、あの人に捧げたい。 さて、これまで「ブログと情報強度」というタイトルで3回のシリーズを続けてきた。そして前回(その3)の最後で、メディアビジネスのバリューチェーンの中で

    メディアビジネスのバリューチェーン(その1) - R30::マーケティング社会時評
  • ブログと情報強度(その3)ローエンド破壊されるマスコミ - R30::マーケティング社会時評

    せっかくだから気分が勢いに乗っているうちに書いてしまおう。情報強度の話、3回目である。 ところで僕が「情報強度」という言葉を思いついたのは、国際政治の分野で、イラク戦争のような一国の正規軍同士の正面衝突である「戦争」に対して、ゲリラによる散発的な銃撃戦とかを「低強度紛争(Low Intensity Conflict)」と呼ぶことを思い出したからだ。 ブログって、既存マスメディアという「正規軍」に対する「ゲリラ」みたいなもんだというイメージがあるんだよね。なんか、ひょろひょろした頼りなさげな民兵みたいなやつらがパラパラと沸いては消え、沸いては消えして物陰からエアガンでピシピシ狙撃してくるみたいな。 既存のマスコミや識者な人たちは、パチンコ弾があさってを向いてる初めの頃は大して気にもとめなかったんだけど、そのうちやたら自分たちの顔に弾がピシピシ当たるようになって、なんか当たり所悪かった奴が突然

    ブログと情報強度(その3)ローエンド破壊されるマスコミ - R30::マーケティング社会時評
  • ブログと情報強度(その2.5)ネットという“思考の枠組み” - R30::マーケティング社会時評

    前回のエントリから少し間が空いたのは、単にこの週明けに大きな仕事の締切があってそっちに没頭していたからで、ブログを止めようとか悩んでいたわけじゃない。 ただ、昨年11月以来どっぷりネットにはまっていたのを少し変えてみようかなという気分はあって、あえて更新をサボってみた。その間にも書きかけの文章はどんどん増えていっているので収拾がつかないというか、結局書き続けてなければ気が収まらない人間なんだなあということだけはよく分かったが。 さて、連載しますと宣言したまま放置していた「ブログと情報強度」のテーマ(ちなみにその2はこちら)だけど、既に前回のエントリにすごい量のコメントがついて、楽しいことになっている。 最初のほうのコメントは割と「がんがれ」とか「すざけるな」とかの肌感覚なものが多かったのだけど、週末に近づいてからだんだん分析的なコメントも増えてきた。nomadさん、makiさん、ねなしさん

    ブログと情報強度(その2.5)ネットという“思考の枠組み” - R30::マーケティング社会時評
  • ブログと情報強度(その1)ブログという“公共圏” - R30::マーケティング社会時評

    コメントやトラックバックは基的に「レスしたいものだけレスする、荒らしはスルー・放置」を原則としてるのだが、最近ちょっと看過できないコメントがいくつかあったので、それについて書いておく。 たいていの批判コメントはあまり気にならないというか、「間違いを指摘してくれてありがとー」という程度に受け止める僕なのだが、2月23日にアップしたニッポン放送の新株予約権発行は違法では?というエントリに付けられた以下のコメントには、マジでむかついた。 全然違法ではありません。 感情に任せていい加減なことを書きなぐるんではなくて、もう少しお勉強して冷静に書いてください。 投稿者: 名無し@左翼ですか? (February 23, 2005 07:01 PM) なんでむかついたかというと、別にあの新株予約権が結果的に裁判所でクロと出たからとか、そういう話ではない。「感情にまかせていい加減なことを書きなぐった」ブ

    ブログと情報強度(その1)ブログという“公共圏” - R30::マーケティング社会時評
  • [R30]: ネット右翼だって現実社会に戻ればリベラルでしょうが

    リベラルブログうんたらという話がむなぐるま氏の「日ではリベラルブロガーのハブはないのだろうか」っていうエントリあたりから広がってるみたいで、既にまとめも終わった議論みたいだけど(笑)、ブログのサブタイトルも変えたことだし、亀レスだけどちょいコメント。 僕自身の考えはstandpoint1989氏のこちらのエントリに割と近いんだけど、こと「ネット右翼」については別に大した問題じゃないと思う。切込隊長がこちらのエントリで何かえらく難しげにまとめているが、分かりやすく言っちゃうと「頭のいい若い奴がどんどん生活不安を増大させていて、そいつらがネットで自分の生活を脅かしそうな欺瞞にいつくとネット右翼って呼ばれるだけなんだよ」ってこと。ま、そういうことである。 ネット右翼、あるいはサイバーカスケードという現象が発生する原因は、もう1つあると思う。これまたあちこちのブログで指摘されていることではある

    [R30]: ネット右翼だって現実社会に戻ればリベラルでしょうが
  • 1