今まで紹介してきた単行本は発達障害を持つ子どもを育てる「お母さん」の体験談でした。 今作は、自閉症の弟と一緒に育った姉の視点から描かれた作品です。 子育ての当事者ではない姉の視点で描かれた「自閉症の弟・こうちゃん」は、ユーモアで楽しそうな人だと思いました。 小学生の読書感想文の対象書籍にもなっているようですが、自閉症を知らない人が入門書的に読むのに適した内容だと思います。 全111ページ、版は変形で正方形の形です。価格は1620円(税込)。紙の単行本のみ。 ●出版社サイトで序文と目次を公開しています レビュー amazon ★★★★★(5.0) ※5件 楽天 ★★★★★(5.0) ※3件 【内容紹介】 自閉症という障害を持ってこの世に生まれてきた私の弟、こうちゃん。 こうちゃんの不思議でおもしろい世界を、誕生から社会に出るまで、こうちゃんの成長をなぞりながら、マンガとテキストで紹介する家族