【こんにちは!あかちゃん 第20部】産後クライシスを乗り越える<4>知識不足と「孤育て」と 2014/8/15 14:20 産前産後のフィットネス教室を主宰するNPO法人「マドレボニータ」(東京)代表の吉岡マコさん(41)は、教室に参加する女性たちの話を聞いていて、気になることがある。 「妻が育休を取っているから自分はゆっくりできる、と勘違いしている夫が多いのではないか」。夫だけでなく妻自身も、心身の変化について、体験して初めて知った場合が多い。双方とも「知識が不足している」と感じる。 出産のダメージは交通事故並みといわれる。子宮が妊娠前の状態に戻るだけで通常6~8週間。傷自体に加え、子宮の収縮、胸の張りもかなりの痛みを伴う。さらにホルモンバランスの急変により、気分が落ち込んだり不安に包まれたりしがちだ。 知識が足りないと事前の心構えができず、夫婦で話し合う余裕もなくなってしまう。吉岡さん