ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (2)

  • 大衆文藝評判記2007 - jun-jun1965の日記

    平岡敏夫先生が昨年から怒っておられる。日近代文学研究の泰斗といっても、過言ではない方だ。怒っているのは小林信彦の「うらなり」である。平岡先生はかねてから、「坊っちゃん」は佐幕派の物語だと主張している。これは、異論のないところだろう。江戸っ子の坊っちゃん、会津の山嵐、松山藩のうらなりと、佐幕派が敗れる物語だというのだ。 昨年「文学界」に載ってその後単行になった小林信彦の「うらなり」は、昭和九年、銀座でうらなりこと古賀と山嵐こと堀田が再会する場面から始まって、うらなりの一人称で回想式に語られる小説だ。そして、うらなりにとって坊っちゃんは、よく分からない男だったとされ、「五分刈り」と呼ばれている。平岡先生は、昨年出された詩集『明治』の中で、こういう「坊っちゃん」の見方に怒りを示しておられたが、『群馬県立女子大学 国文学研究』の今年度号に書かれた「うらなりの声」というご論文の抜き刷りを送ってく

    大衆文藝評判記2007 - jun-jun1965の日記
    matterhorn
    matterhorn 2007/04/24
    小林信彦はすべてつまらないですよ
  • 引き返せない - jun-jun1965の日記

    よく「十八歳未満と知りながら性行為をした」というので男が逮捕される、というようなニュースが出る。私は、日の法律では、強姦罪が示す性交合意年齢が十三歳、女子の結婚年齢が十六歳なのに、十七歳の女子とセックスして刑事上の罪に問われるのはおかしい、という淫行条例反対論はもっともだと思う。 毎日新聞の七日の取材記事に、「サポ」と呼ばれるらしい少女売春のものがあった。マンガ喫茶に籠って携帯から出会い系サイトに「十八歳」として登録し、相手の男と会う少女の話だが、最後に、ホテルに入って風呂に湯を入れながら、「ウチ、17歳だよ」と言うのだとある。なお「ウチ」といっても大阪の話ではなく、今は東京でも少女は自分のことを「ウチ」と言う。 さあ、これは引き返せない。たとえ私でも、十七歳、それはいかん、やめよう、とは言えないだろう。世の中には、ここまで来たら引き返せない、というラインがあるものだ。ま、「あたし、エイ

    引き返せない - jun-jun1965の日記
    matterhorn
    matterhorn 2007/01/15
    「さあ、これは引き返せない」笑
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