四世井上八千代が亡くなった時のNHKの特別番組を、VHSの3倍録画からまず一度デジカメに移し、それをPCでキャプチャーしてDVDに落として宝物にする作業にようやく手をつけ、それで何となくTVをつけたら立花隆がアメリカのサイボーグ技術の最先端をレポートするドキュメンタリーをやっていた(2005年に制作されたやつの再放送)。もうかなり終わりに近かったのだが、今や脳に電極を埋め込んで電気信号を直接取り出し、それによって義手を動かせるばかりか、脳からケーブルをコンピューターにつないで画面に線を描いたり、TVのスイッチを入れてチャンネルを変えたりできていて、目が釘付けだった。何やら相当にヤバい、しかしこの「ヤバい」って気持ちは一体何なんだろうと思ったりしていたら、追い討ちをかけるかの如く、今度は逆に、脳の電極に直接電気信号を送り込んでマウスを自由自在に操っている映像が出てきた。運動を司る脳の一部分に