「ずっと大学の非常勤講師のまま。年収は200万円程度で、典型的な高学歴ワーキングプア」と語る松田さんですがーー(写真はイメージ。写真提供:PhotoAC) 源泉徴収義務者(民間の事業所に限る)に勤務している給与所得者(所得税の納税の有無を問わない)を対象とした「民間給与実態統計調査」が国税庁より令和4年9月に発表。それによると1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は443万円(対前年比 2.4%増)となっていました。しかしジャーナリストの小林美希さんは「現実には、年収443万円では普通の暮らしをするのが難しい」と言います。たとえば小林さんが取材をした、埼玉県の松田さん・56歳の場合――。 * * * * * * * ◆研究者を目指した時からワーキングプアの道を歩むことに なんでマスコミは中高年の貧困に目を向けてくれないんですかね。もう何もかも疲れました……。気づいたらもう50
会見で報道陣の質問に答える石井理事長(左から2人目)ら。越前市の西野総務部長(同4人目)も同席した=16日、越前市の市民プラザたけふで(山田陽撮影) 越前市から市男女共同参画センターの管理運営を委託されているNPO法人「男女平等推進協会えちぜん」は十六日、市内で記者会見を開き、六十代女性で経理担当の元事務局長が在職中の二〇一四(平成二十六)年から本年度まで九年間にわたり、総額五百万二千四百七十四円の横領と帳簿の改ざんをしていたと発表した。この中には本年度の市の委託料百十三万四千九百五十一円も含まれる。元事務局長は私的流用を認め、年内に全額返済することを条件に示談した。一部は返済されているが、返済されなかった場合は告訴を検討している。 同協会によると、元事務局長による横領が始まったのは職員となった翌年からで、市の委託費が振り込まれる銀行口座や協会の財産を管理するゆうちょ銀行の口座から流用した
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する玉城デニー知事が再選した沖縄県知事選の投開票から一夜明け、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「民意は示された」と抗議する人たち=沖縄県名護市で2022年9月12日、喜屋武真之介撮影 辺野古(沖縄県名護市)の座り込みを揶揄(やゆ)するひろゆき氏のツイートは、日本にとって沖縄があざ笑う対象であることを沖縄に再認識させた。 あざ笑うことによって仲間が出てくる。そこに一緒に乗れる人たち、お客さんがいて、沖縄をあざ笑うことで得られる利益がある。沖縄はたたいても大丈夫な対象で、沖縄をあざ笑うことで評価される一定の客層がいるということを、沖縄は見せつけられた。ひろゆき氏のツイートが実際に何十万といういいねをたたき出すことを見せられ、沖縄をあざ笑うことはこれだけの人に受けるということを見せつけられた。 差別と同化 沖縄をあざ笑うことができるのは、沖縄を他者化
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く