岩手県大船渡市で、生存者を捜索する米救助隊員(2011年3月15日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM 【3月18日 AFP】東北地方太平洋沖地震と巨大津波によってがれきと化した岩手県大船渡市の光景には、世界各地の災害現場で活動してきた経験豊富な米ロサンゼルス郡消防局(Los Angeles County Fire Department)救助隊の筋骨たくましい面々も、愕然となった。 災害救助の専門家、救急救命医、危険物処理や構造工学の専門家ら約70名で構成される救助隊は、ハリケーン・カトリーナ(Hurricane Katrina)やハイチ地震、そして前月のニュージーランド地震でも救助活動に携わったエキスパートたち。今回の大地震を受け、真っ先に現地入りした海外救助隊の1つだ。 だが、経験豊かな彼らでさえも、今回の地震被害の大きさには息をのむばかりだ。 デービッド・ストーン(Dav