06« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»08 普段実務のことばかり考えている下っ端公務員としては、天下国家とかのたいそうな話はあまりピンとこないところがあるのですが、最近の(といっても旬は過ぎたようですが)の立憲主義をめぐる議論はさらにピンときません。まあ、個人的に政治学者の言うことは眉唾に感じるというのもあって、政治学者とか政治がかった学者の議論にはついていけないところがありますが、周回遅れでhamachan先生のご指摘には納得することしきりです。 アメリカにおける労働法の歴史をひもとけば、裁判所が、契約自由という至高の原理や共謀は悪だという法原理を掲げて、労働組合などという不逞の輩のやらかすあれやこれやを一生懸命叩いてきたことが分かります。民主主義原理に基づいて、クレイトン法を作っても、ひっくり返されるし、ロー