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ブックマーク / www.geosociety.jp (3)

  • 日本地質学会 - 「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子分析結果についての雑感

    図1.微粒子の分析値.JAXAプレス発表資料「はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について」より. http://www.jaxa.jp/press/2010/11/20101116_hayabusa_j.html#at01 2010年11月16日,宇宙航空研究開発機構(JAXA)は,同年6月13日にオーストラリアで回収した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルに含まれていた微粒子1500個以上のほとんどが,小惑星「イトカワ」由来のものであることを確認したとしてプレス発表を行い,大々的に報道された.発表資料によると,確認された鉱物の組合せは,かんらん石,輝石,斜長石,硫化鉄,その他微量鉱物となっていて,普通コンドライト(球粒隕石)のものと一致する.武田弘著(2009)「固体惑星物質進化」(現代図書)によると,イトカワは長軸535 mの「ラッコ型」の形をした角礫岩質の小惑星で,密度1.9 g/

  • 日本地質学会 - 丹那断層と丹那トンネル難工事と二つの大地震(その1)

    第1図 丹那盆地の約150 m下を通るトンネルと6のボーリング位置を示す鳥瞰図. 地表から厚さ40 mの湖成堆積層があり,遮水性粘土層を挟む.図の右側が西で三島口,左が熱海口になる.鐡道省熱海建設事務所(1933), p.118の原図を複製. 提案の目的 丹那盆地は,地殻変動の活発な伊豆半島北端に位置し,徑約1㎞の環状地形をなしている.東縁には南北性丹那断層が通り,北縁の地下約150 mには東西方向に日の幹線鉄道の丹那トンネルおよび新丹那トンネルが貫いている.両トンネルは盆地中頃において丹那断層とほぼ直交する (第1図). 丹那トンネル掘削は難工事の連続で,完成まで16年を要した.その期間中,詳細な地質調査と断層・出水事故・原因究明などが克明に記録された.とくに,北伊豆地震に襲われた時,トンネル内では幅40 m以上の丹那断層と格闘中,切羽が約2.4 m左横ずれした.ところが,地表に現れ

    maturi
    maturi 2013/07/06
    工事中に大地震が起きたらしい|(もしかして工事したせい?)
  • 日本地質学会 - 日本の自然放射線量

    われわれの身の回りにはもともと宇宙線や大地、建物、品などに由来する放射線があり、この値が異常であるかどうかは自然状態の放射線量と比較して初めて知ることができる。このような自然放射線量は場所によって大きく異なっており、これを知るには実際にその場所に行って線量計で測定しなければならないが、これを大地のウランとトリウムとカリウムの濃度から計算によって求める方法がある。計算で求める方法は元素データが手元にあれば手軽に行うことができ、現地に行ってわざわざ測定する必要がないので、時間・手間・費用を省くのに大いに役立つ。また逆に、今現在、高線量の値が出ている地域でも、自然状態での放射線量を求めるのに役立つと考えられる。自然放射線量を計算で求めるには、大地に含まれるウランとトリウムとカリウム(放射性K-40)の濃度を用いるが、すでに公表されている元素の濃度分布図である地球化学図のデータを用いることができ

    maturi
    maturi 2011/05/21
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