2004年9月28日 読売新聞 北海道大は28日、秘書担当の女性職員に言葉による性的な嫌がらせをしたとして、40歳代の男性教授を3か月間の減給処分にしたと発表した。 処分は27日付。 北大によると、教授は女性職員に、飲食店で数回、「仲良くしよう」「ドライブに行こう」などとしつこく言葉をかけた。従わないと分かると「辞めろ」などと発言した。ふだんから性的な発言も多かった。 女性職員が6月に学内のセクハラ相談員に苦情相談して発覚、セクハラ防止等対策室の調査委員会が当事者や周辺に事実確認した。 被害女性職員には、他の部署で働けるよう周旋している。北大では「セクハラ行為は、重大な人権侵害であり、未然に防げなかったことは遺憾。今後、再発防止と、大学の信用回復に努める」としている。