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ブックマーク / www.riken.jp (14)

  • 放射光施設でLEDが壊れる?その原因を解明

    大型放射光施設「SPring-8」は、SDGsや2050年カーボンニュートラル達成に向けた研究を支える施設で、施設のグリーン化も積極的に進めています。しかし、その過程で意外なところにネックがあったのです。高エネルギーの電磁波である放射線にさらされると、長寿命のはずのLEDが数カ月で点灯しなくなってしまいました。田中 均グループディレクター(GD)らはその原因を究明し、驚くほど簡単な解決方法を見いだしました。 放射線環境下ではLEDが使えない?! 施設のグリーン化の一環として、SPring-8でも、蛍光灯からLEDへの置き換えを実施している。ところが、加速器トンネル内のLEDは数カ月ですべて故障してしまった。強い放射線(X線)の影響と考えられたが、当時、LEDのメーカーでさえそのような故障が起きるとは認識しておらず、原因も分からなかった。田中GDはその原因を探ろうとチームを立ち上げた。 そん

    放射光施設でLEDが壊れる?その原因を解明
  • 脳の深部を非侵襲的に観察できる人工生物発光システムAkaBLI | 理化学研究所

    脳の深部を非侵襲的に観察できる人工生物発光システムAkaBLI ―霊長類動物にも適用可能、高次脳機能のリアルタイム可視化への応用- 要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダー(光量子工学研究領域生命光学技術研究チーム チームリーダー)と岩野智基礎科学特別研究員らの共同研究グループは、ホタルが産生する化合物(基質)とタンパク質(酵素)をベースに新規の人工生物発光システムAkaBLIを開発し、生きた動物個体深部からのシグナル検出能を飛躍的に向上させました。 AkaBLIは、2013年に開発した人工基質AkaLumineと、AkaLumineに合わせて今回開発した人工酵素Akalucから構成されます。動物個体のバイオイメージングにおいては、一般的にホタルの生物発光システム(天然基質D-luciferin[1]と天然酵素Fluc[2])が用い

  • 脳の基本単位回路を発見 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター局所神経回路研究チームの細谷俊彦チームリーダー、丸岡久人研究員らの研究チーム※は、哺乳類の大脳皮質[1]が単純な機能単位回路の繰り返しからなる六方格子状の構造を持つことを発見しました。 大脳はさまざまな皮質領野[2]に分かれており、それぞれ感覚処理、運動制御、言語、思考など異なる機能をつかさどっています。大脳は極めて複雑な組織なため、その回路の構造には不明な点が多く残っています。特に、単一の回路が繰り返した構造が存在するか否かは不明でした。 今回、研究チームは、大脳皮質に6層ある細胞層の一つである第5層をマウス脳を用いて解析し、大部分の神経細胞が細胞タイプ特異的なカラム状の小さなクラスター(マイクロカラム)を形成していることを発見しました。マイクロカラムは六方格子状の規則的な配置をとっており、機能の異なるさまざまな大脳皮質領野に共通に存在して

  • 乱雑さを決める時間の対称性を発見 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)理論科学連携研究推進グループ分野横断型計算科学連携研究チームの横倉祐貴基礎科学特別研究員と京都大学大学院理学研究科物理学宇宙物理学専攻の佐々真一教授の共同研究チームは、物質を構成する粒子の“乱雑さ”を決める時間の対称性[1]を発見しました。 乱雑さは、「エントロピー[2]」と呼ばれる量によって表わされます。エントロピーはマクロな物質の性質をつかさどる量として19世紀中頃に見い出され、その後、さまざまな分野に広がりました。20世紀初頭には、物理学者のボルツマン、ギブス、アインシュタインらの理論を踏まえて「多数のミクロな粒子を含んだ断熱容器の体積が非常にゆっくり変化する場合、乱雑さは一定に保たれ、エントロピーは変化しない」という性質が議論されました。同じ頃、数学者のネーターによって「対称性がある場合、時間変化のもとで一定に保たれる量(保存量)が存在する」という定理が証

    maxtokiforniigata
    maxtokiforniigata 2016/04/30
    よくわからんが、とりあえずブクマ
  • 電気で生きる微生物を初めて特定 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所環境資源科学研究センター生体機能触媒研究チームの中村龍平チームリーダー、石居拓己研修生(研究当時)、東京大学大学院工学系研究科の橋和仁教授らの共同研究チームは、電気エネルギーを直接利用して生きる微生物を初めて特定し、その代謝反応の検出に成功しました。 一部の生物は、生命の維持に必要な栄養分を自ら合成します。栄養分を作るにはエネルギーが必要です。例えば植物は、太陽光をエネルギーとして二酸化炭素からデンプンを合成します。一方、太陽光が届かない環境においては、化学合成生物と呼ばれる水素や硫黄などの化学物質のエネルギーを利用する生物が存在します。二酸化炭素から栄養分を作り出す生物は、これまで光合成か化学合成のどちらか用いていると考えられてきました。 共同研究チームは、2010年に太陽光が届かない深海熱水環境に電気を非常によく通す岩石が豊富に存在することを見出しました。そして、電

  • マウスを丸ごと透明化し1細胞解像度で観察する新技術 | 理化学研究所

    ポイント アミノアルコールが血液中ヘムの溶出により組織脱色を促進することを発見 1細胞解像度での全身・臓器丸ごとイメージング法を実現 臓器を丸ごと立体像として捉える手法を確立、三次元病理解析や解剖学への応用へ 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、全脳イメージング・解析技術「CUBIC(キュービック)[1]」の透明化試薬を用い、マウス個体全身における遺伝子の働きや細胞ネットワーク構造を三次元データとして取得し、病理解析や解剖学に応用するための基盤技術を開発しました。この技術によってマウスの全身および臓器を丸ごと透明化し、細胞一つ一つを識別し、1細胞解像度で観察することができます。これは、理研生命システム研究センター(柳田敏雄センター長)細胞デザインコアの上田泰己コア長、田井中一貴 元研究員(現 東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻薬理学講座システムズ薬

  • 光で記憶を書き換える | 理化学研究所

    ポイント 「嫌な出来事の記憶」「楽しい出来事の記憶」は海馬歯状回と扁桃体に保存される 「嫌な出来事の記憶」を「楽しい出来事の記憶」に置き換えることができる 海馬歯状回のシナプスの可塑性が記憶の書き換えに重要 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、マウスの海馬[1]の特定の神経細胞群を光で操作して「嫌な出来事の記憶」を「楽しい出来事の記憶」にスイッチさせることに成功し、その脳内での神経メカニズムを解明しました。この発見は、うつ病患者の心理療法に科学的根拠を与え、将来の医学的療法の開発に寄与することが期待されます。これは、理研脳科学総合研究センターRIKEN-MIT神経回路遺伝学研究センター利根川研究室の利根川進センター長、ロジャー・レドンド(Roger L. Redondo)研究員、ジョシュア・キム(Joshua Kim)大学院生らの成果です。 私たちの記憶は、周りで起こる出来事がど

  • STAP細胞論文に関する笹井芳樹副センター長の会見時の資料について | 理化学研究所

    STAP細胞論文に関する笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター副センター長の会見(日15時開催)時に説明に用いた資料は以下の通りです。 説明資料

  • 404 Not Found | 理化学研究所

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  • 白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所

    白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定 -急性骨髄性白血病に対する生体内での効果をマウスで確認- 急性骨髄性白血病は、遺伝子異常が原因で起こる再発率が高い血液がんです。再発を防ぎ、根治に導く治療法の開発が強く求められています。これまでに、理研の研究者を中心とする共同研究グループは、白血病再発の主原因となる白血病幹細胞を見いだし、体のどこに残りなぜ再発するかなどを明らかにするとともに、白血病幹細胞に発現し、治療標的となる候補分子を多数発見してきました。 今回、その候補分子の中から、リン酸化酵素(キナーゼ)「HCK」を標的に選び、HCKの酵素活性を最も強く阻害する低分子化合物として、数万の化合物の中から「RK-20449」を同定しました。試験管内の実験では、 RK-20449はごく低濃度から効果を発揮し、濃度が高くなるのに応じて患者由来の白血病幹細胞を死滅させました。

  • 刊行物 | 理化学研究所

    理研は、研究所の紹介パンフレットや広報誌『理研ニュース』、『RIKEN Annual Report』など、さまざまな刊行物を発行しています。

  • 生体をゼリーのように透明化する水溶性試薬「Sca<em>l</em>e」を開発 | 理化学研究所

    ポイント マウス脳の神経回路を3次元再構築するコネクトミクスプロジェクトに貢献 ラット、ブタ、サルなど、マウス以外の実験動物、脳以外の器官・組織にも適用可能 既存の生体イメージング技術のギャップを埋める、ヒト病理標への応用に期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治 理事長)は、生物試料を透明にする水溶性試薬「Scale試薬」を開発し、試料を傷つけることなく表面から数ミリの深部を高精細に観察する技術を確立しました。例えば、ホルマリンで固定した哺乳類動物の脳をScale溶液に浸すだけで透明化することができます。神経細胞を蛍光タンパク質で標識したマウスの脳に適用すると、神経回路の詳細な3次元構造を脳全体にまで広げて再構築することができます。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダー、濱裕研究員らが、JST戦略的創造研究推進事

  • 404 Not Found | 理化学研究所

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