2012年6月25日のブックマーク (8件)

  • スルガ銀-IBM裁判から垣間見えた“SI時代の終焉”

    「SI(システムインテグレーション)時代の終焉だ」――。スルガ銀行が日IBMにシステム開発の失敗による損害賠償を求めていた裁判の第一審判決(日IBMの敗訴)について、スルガ銀側から意見書を提出していたAITコンサルティングの有賀貞一代表取締役は、こんな興味深い発言をした。この判決はITベンダーにとって、一つの時代の終わりを告げているかのようだ。 判決が下った翌日の2012年3月30日、日IBMは社長の交代を発表した。新社長は元独IBM社長のマーティン・イェッター氏。5月15日に社長に就任する。57歳の橋孝之社長はわずか就任3年余りで退くことになる。 新聞や専門誌は日IBMの社長が外国人に交代する理由を、日IBMの「業績不振」と「独自路線」にあると報道している。確かに、日IBMの売上高は2001年度の1兆7075億円から2011年度に8681億円と半減した。だが、パソコンなどの

    スルガ銀-IBM裁判から垣間見えた“SI時代の終焉”
    mayumi0707
    mayumi0707 2012/06/25
    IT産業は「ITユーティリティベンダー」、ITユーティリティに必要なハードやソフトを開発する「ITベンダー」、サービスを開発する「IT企業」、そして開発を請け負う「受託ソフト開発会社」に再編・統合されるだろう、と
  • ビジネスモデルづくりを怠った「もう一つの失われた10年」

    少し前だが、あるユーザー企業の経営トップがこうぼやいていた。「我が社のビジネスモデルをリファインするのにITは不可欠。それで、優秀なIT人材を採用したいのだが、求人に応募してくる人は、ものづくりが大好きな人ばかりだ」。この経営トップが欲しいIT人材は「ものづくりの人」ではなく、「ビジネスモデルづくりの人」なのだ。 この話を聞いて、私はIT業界IT関係者の間に蔓延する「ものづくりの呪縛」が気になるようになった。ITサービスと称していても、そのメインビジネスであるSIは製造業のものづくりをその規範としていた。その結果、ものづくりである開発を重視し、サービスの質である運用面を軽視する傾向が長く続いた。 もちろん、私はものづくりを軽んじるわけではない。素晴らしい品質や性能、痒いところに手が届くような機能を持つプロダクト、そしてそれを生み出す日企業や日人の能力は、貴重な財産だ。問題は、IT

    ビジネスモデルづくりを怠った「もう一つの失われた10年」
    mayumi0707
    mayumi0707 2012/06/25
    経営トップが欲しいIT人材は「ものづくりの人」ではなく、「ビジネスモデルづくりの人」なのだ。そして、「ビジネスモデルづくりができる人は、トラディショナルな企業には来ない。そのニーズをITベンダーが担うべき
  • 役員とIT部門を満足させるために--CIOが心がけるべき5つのこと

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 成功している最高情報責任者(CIO)は、ただサーバルームを動かし続けるよりもはるかに多くの仕事をしている。彼らは、事業部門のニーズを知り、どうすればテクノロジを使ってそのニーズを満たせるかを理解しているのだ。 しかし、IT部門のリーダーが事業部門と協働する方法を理解するのは、特に数多くの相反する要求を扱わなくてはならないような場合は難しい。 この記事では、IT業界で22年以上の経験を持つCIOであるIan Alderton氏が紹介してくれた、ITチームが最高経営責任者(CEO)が要求する競争力を提供するためのヒントについて説明する。 1.事業についてよく知る CIOとより広い意味でのIT部門は、事業部門から「信頼できるアドバイザー」だと

    役員とIT部門を満足させるために--CIOが心がけるべき5つのこと
    mayumi0707
    mayumi0707 2012/06/25
    1.事業についてよく知る 2.経営幹部とはビジネス上の利点で説明する 3.IT部門にビジネスの視点で考えさせる 4.差別化できるものに集中する 5.現状を維持すべきかどうか常に考える
  • 真のグローバル化に対応する本社機能の再構築が不可欠~海外売上比率が30%を超えると、経営の「現地化」が急務~ | 野村総合研究所(NRI)

    mayumi0707
    mayumi0707 2012/06/25
    海外売上比率が30%以上になると、RHQを設置する企業の割合が大幅に増加する。経営の現地化を目指しRHQの機能・役割を見直すだけでなく、GHQを含めた本社機能の再構築とグローバル人材の育成・確保が不可欠だと述べる。
  • 高給を得ているCIOが重視していることとは--調査結果に見る真意

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 最近の調査によると、高給を得ている最高情報責任者(CIO)は、チームの管理よりも上級幹部らとの関係の構築を重視しているという。このことは何を意味しているのだろうか? 今回の記事では、以下のような結果を伝えるSearchCIOのアンケート調査(さまざまな市場の中級および上級のIT幹部875人を対象として実施された)を採り上げたい。 高い給与を得ているCIOたちは、ITチームが遂行しているプロジェクトの管理よりも、上級幹部との関係構築に重点を置いているという。 TechTargetのシニアライターであるLinda Tucci氏は、同調査のこの部分に関して記事を執筆している。 Tucci氏は以下のように書いている。 高い給与を得ているCIOは

    高給を得ているCIOが重視していることとは--調査結果に見る真意
    mayumi0707
    mayumi0707 2012/06/25
    高給を得ているCIOは、経営幹部や業務部門とよい関係を築いているという。経営層から強い支持をとりつけており、業務部門からIT部門への高い評価を得ているという。そしてCIOはIT部門に対しては厳しい。
  • CTCと日本IBM、ITインフラ分野で協業強化

    伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と日IBMは4月18日、ITインフラ分野における包括的な協業を強化すると発表した。 CTCは、IBMのUNIXサーバ「IBM Power Systems」やデータベース管理ソフトウェア「IBM DB2」の販売を強化し、オンサイト障害対応や障害調査、切り分け再現検証といったワンストップの包括的保守サービスを提供する。こうした体制は国内初という。また、他社製データベースからの移行を支援する「DB2移行アセスメントサービス」の提供も併せて開始した。 日IBMは、CTC向けの専任営業部門を拡充して技術面や営業面でのサポートを強化する。両社は今後3年間で50億円の売上を目指すとしている。

    CTCと日本IBM、ITインフラ分野で協業強化
  • 日本企業のグローバル化が成功しないわけ──NEC元副社長・川村氏

    企業のグローバル化が成功しないわけ──NEC元副社長・川村氏:ITmedia エグゼクティブセミナーリポート(1/2 ページ) 日企業は欧米などと比較すると、グローバル化に遅れをとっているのが実情だ。コンピュータの黎明期から事業に携わっていたNEC元副社長の川村敏郎氏は、その理由を日企業の“異質さ”にあると語気を強める。 日企業のグローバル化が遅れる理由は“経営者” 日企業にとって対応が急務とされる課題の1つに、事業のグローバル化がある。事実、インターネットの登場以来、国境の垣根を越えた経済活動が加速する中にあって、残念ながら日企業は、そのスピードで欧米企業に遅れをとっているのが実情だ。日企業のグローバル化の成功例が少ないことも、そのことを裏付ける。 日企業がグローバル化を円滑に進められた理由とは何か。黎明期からNECのコンピュータ事業に携わり、SI事業の責任者として副社

    日本企業のグローバル化が成功しないわけ──NEC元副社長・川村氏
    mayumi0707
    mayumi0707 2012/06/25
    基調講演だったそう
  • 「企業のIT変革を支援する」、日本オラクルが無償コンサルを提供開始

    オラクルは2012年4月16日、企業に対してIT戦略の構想を支援する「Oracle Architecture Insight」を提供開始した。同社の専門アーキテクトが、無償でコンサルティングを実施。「ITで変革したいという顧客に対して、構想段階を手助けし、プロジェクトへとつなげていきたい」(日オラクルの三澤智光 専務執行役員)。 Architecture Insightは、これまで同社が手掛けてきたコンサルティングの経験を生かしたサービス。顧客の変革テーマに応じて、以下の五つの支援サービスを提供する。(1)IT全体戦略の構想策定(Architecture Insight for Enterprise Architecture)、(2)アプリケーション構造の最適化(同 for SOA)、(3)情報価値の最大化/情報マネジメントの強化(同 for EIM)、(4)IT基盤の統合・最適化・

    「企業のIT変革を支援する」、日本オラクルが無償コンサルを提供開始
    mayumi0707
    mayumi0707 2012/06/25
    3ヶ月をメドに無償。構想段階を経た5割が有償フェーズへ進んでいるという。