官僚の世界における“忖度”について「確かに言えること」
森友学園の土地取得をめぐる問題に関して、「忖度」（そんたく）という言葉が話題になっているが、この言葉は、典型的な官僚世界の用語であり、日本の官公庁や官僚的体質の企業等に所属したことがない人にはなかなか理解することが難しいようだ。外国特派員協会での籠池氏の講演の際に、この言葉がなかなか理解されなかったのも無理はない。 過去に、２３年間、検察という官僚組織に所属した経験に基づいて、私なりの理解で、この「忖度」という言葉について、「確かに言えること」を書いておこう。 ①「忖度」は、される方（上位者）にはわからない。 「忖度」というのは、上位者の意向を、本人に確認することなく、もちろん、指示・命令を受けることもなく、推察して、その上位者の意向に沿うように行動することである。他人にはわからないように行うところに本質がある。少なくとも、間違いなく言えることは、「忖度」は、される側にはわからないし、わか
地獄への道は善意で舗装されている
クレジットカードのコールセンターで働いている。 高齢のお客様からキャッシングをしたいがどうすればいいかとたずねられた。 個人的にキャッシング自体をおすすめしたくない。 しかしお客様の要望とあらばご案内しないといけない。 返済までの期間や利息の概算なんかも伝えつつATMの操作方法を説明する。 足が悪いため近所のATMに向かうのも一苦労だという。 これはしくじったらご老体に無駄足を踏ませてしまう。 慎重に理解度を確認しながら話す。 なんとか伝え終わりお礼の言葉をいただいて終話。 終業前に受付内容の見直しがてら確認した。 無事に借入ができたようだ。 よかった、と思った瞬間ゾッとした。 祖父母と同年代の方に借金を背負わせてしまった。 物腰柔らかで上品なお客様だった。 色々とご事情もあると思うので滞りなく返済できることを祈る。
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疲れの原因は脳の疲労 ミトコンドリアが「さびる」 - 日本経済新聞