スペック表をご覧いただければわかりますが、基本的にはM10-Pの仕様を受け継ぎ、高解像度センサーを搭載したモデルとなります。一度手にしてしまえば長く使えるのがライカの良いところではあるものの、先代モデルであるM Monochrom (Typ246) から5年経過していることもあって、顕著な進化があります。映像エンジンの刷新、高感度の強化、連射性能の向上。ピント合わせに影響する有効基線長やファインダー倍率の拡大も嬉しいポイントですね。M10で実現したボディサイズ、防塵防滴、Wi-Fiはもちろん、M10-Pより受け継ぐ静音シャッターと背面タッチパネルが撮影フィーリングをより良いものにしてくれました。 PHOTO GALLERY まずはどれだけ緻密に描いてくれるかワンショット。いやはや、猛烈に写ります。カラーフィルターがないことによる曖昧さの一切ない写りがM Monochromの魅力ですが、解像