米アマゾン・ドット・コムは22日、米シアトルでほぼ無人のコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」を一般向けに開業した。画像認識や深層学習の技術を駆使することで「棚から品物を取って歩いて外に出るだけ」で会計が済む仕組みを作り上げた。お店にはあって当然だったレジのない店はどう実現されているのか、どんな買い物体験ができるのか。早速、訪ねてみた。■アプリかざしてゲートを通過22日午前10時すぎ。アマゾンの社屋が集まるシアトル市内のエリアに到着した。アマゾン・ゴーは、建設発表時に話題になった球体の温室のようなデザインの社屋の隣の区画にある。「混んでいるだろうな」と恐る恐る店に近づくと、思いのほか行列はなし。店内には数十人の人影が見えるものの、回転が速そうな印象だ。入り口には「JUST WALK OUT(そのまま歩いて出るだけ)」というポスターが貼られ、スタッフが開店記念のエコバッグを配っていた。念のた