来年秋から始まるNHKの連続テレビ小説は、戦前から戦後にかけての大阪を舞台に、インスタントラーメンの開発を目指して、ヒロインと夫が数々の困難を乗り越えながら奮闘する姿を描く「まんぷく」に決まりました。 世界的なヒット商品となったインスタントラーメンの開発者で実業家の安藤百福さんの妻、仁子さんをモデルにしたオリジナルのストーリーで、失敗や困難に何度もぶつかりながら、明るさを失わずに奮闘するヒロインの姿を描きます。 脚本は、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」など数々のテレビドラマを手がけた福田靖さんが担当します。14日、NHK大阪放送局で行われた制作発表で、福田さんは「遊び心を忘れず、見る人が毎朝、幸せな時間を過ごしてもらえるドラマにしたい」と抱負を語りました。 また、制作統括を務めるNHKの真鍋斎チーフ・プロデューサーは「人生はいつだってやり直せるという、強いメッセージを届けたい」と話しました。