大リーグは、ウェーバー公示なしでトレードが可能な7月末日(米国東部時間午後4時)のトレード期限が終了した。この1週間は毎年、生え抜き人気選手が放出されたり、優勝請負人がやってきたり、悲喜こもごものドラマが繰り広げられるが、ツイッターなどのソーシャルメディアが、普及した昨今はその実情も大きく変わってきた。大リーグにみるSNS時代のトレード事情をレポートしてみたい。 レッドソックスが25日に行ったビクトリーノのトレードは、最近では珍しい球団発表で公になった。放出は既定路線とはいえ、同選手はその日の先発に名を連ね、試合前の練習も行っており、試合開始1時間前に記者席にアナウンスが流れるまで、移籍先や交換要員は表沙汰になっていなかった。こういうケースは最近、極めて珍しくなっている。近年のトレード期限は、米メディアがツイッターに随時、最新情報を投稿して拡散されるため、球団発表よりずっと早く世間が知る所
2015年07月31日 19:00 楽天、田代打撃コーチの退任に思う。 Tweet 楽天の田代富雄打撃コーチが、二軍降格を命じられて、これに抗い、辞職したという。 メディアは、選手起用にまで口出しをする三木谷浩史オーナーに抗議しての辞職だと報じている。 異例の人事の説明として、信ぴょう性が高いと思われる。 三木谷オーナーは、選手の獲得だけでなく、選手起用にも頻繁に口出しをするのだという 田代コーチは、今季不振だったウィリー・モー・ペーニャにつきっきりで打撃指導をし、ようやく打棒を上向きにさせたが、三木谷オーナーは、ペーニャをスタメンから外させたという。 村瀬秀信さんのこの本で読む限り、田代富雄コーチは、古き良き弱き大洋の匂いをまとった人物のようだ。人情家で、親切で、選手をなんとか活かそうとする。 楽天のように、まだチームカラーが明確になっていない中途半端なチームには、この手の「現有戦力」を
夏の高校野球は49校が出そろいました。スポーツ紙3紙の出場校の評価をまとめました。 3紙共通してA評価なのは、仙台育英、東海大相模、敦賀気比、静岡、智弁和歌山の5チーム、スポニチは東海大相模と敦賀気比を特Aにしている。 仙台育英は調子はあまり良くないものの、エースの佐藤世那投手やプロ注目の遊撃手・平沢大河選手、さらに郡司裕也選手など選手層も厚い。東海大相模は150km/hを越す速球を投げる左腕の小笠原慎之介投手、140km/h前半しかまだ出ていないものの復活を見せる吉田凌投手の左右のエースがおり、昨年の140km/hカルテットと比べても負けない安定感がある。打線も昨年夏の悔しさを味わった選手たちが3年生となり磨きがかかる。 敦賀気比は平沼翔太投手や篠原涼選手、松本哲幣選手などセンバツ優勝メンバーがその経験を活かす。静岡も強打のチームに2年生の村木文哉投手が146km/hを投げるまで成長して
楽天田代富雄打撃コーチ(61)が30日、楽天を退団した。 打撃不振の責任を取り、球団へ辞意を伝え、了承された。球団は草野大輔2軍打撃コーチ(38)との配置転換を要請。しかし、昨年慰留された際にした、星野仙一シニアアドバイザー(SA=68)との約束が果たせなくなると固辞した。草野2軍打撃コーチが昇格し、平石1軍打撃コーチとの2人体制となる。 <記者の目> 打撃不振の理由は田代コーチの責任だけではない。楽天には公然の秘密がある。三木谷浩史オーナー(50)の現場への介入だ。試合ごとにオーナー、監督、コーチ、フロントが携帯電話でやりとりを行う。数パターンの打順をオーナーに提出し、意見を仰ぐ。そのため打順が固定できないのだ。ここまで90試合を終え、72通りの打順が試された。 打順が変われば、役割も変わる。昨年までの星野政権下では打順はほぼ固定。打撃練習でも試合を意識した打撃を行い、13年の日本一の要
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く