銃所持、8年前に規制緩和 精神科医に限らず診断書―猟友会などの要望受け・長野立てこもり 2023年05月29日07時53分配信 猟銃を持つ男性(資料) 長野県中野市で警察官を猟銃で殺害したとして逮捕された青木政憲容疑者(31)は、銃4丁の所持許可を得ていた。青木容疑者が最初に許可を得た2015年、猟友会や議員連盟の要望を受け、銃刀法の規制が緩和された。精神科医に限定していた許可・更新時に提出する診断書の作成が、かかりつけ医にも認められることになった。 遺体を自宅敷地に移動 「孤独ばかに」思い込みか―4人は失血死・長野立てこもり 銃所持の許可を受ける際は、講習や射撃場での教習のほか、警察による身辺調査も行われる。許可は3年の更新制で、毎回調査が行われ、医師の診断書の提出が必要になる。 07年に長崎県佐世保市で8人が死傷した散弾銃乱射事件を受け、09年12月施行の改正銃刀法では、提出する診断書