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ブックマーク / note.com/satonao310 (1)

  • 震度7の朝、妻は妊娠9ヶ月だった|さとなお(佐藤尚之)

    1995年1月17日(火)AM5:46。 瞬間なぜか「打ちこわしだ!」と目が覚めた。 大勢の人が丸太を持ってボクの家を壊しに来たのかと思ったのだ。打ちこわしなんて高校の歴史で習って以来思い出したこともないのに。 我が家(といっても賃貸マンション)は神戸の少し東、夙川という住宅街にあった。たまたま活断層のすぐ近くだったらしい。 ほら、ガルってあるでしょ? 地震による重力加速度。簡単に言うと揺れの単位。あれによると、ボクの住んでいたあたりは一番値が大きい。つまり三ノ宮よりも長田よりも、ここらへんが一番揺れたということ。 幸いマンションは無事。 3階建ての背の低いコンクリート打ちっぱなしのマンションだったせいか、建物自体はひび割れ程度の被害だったのだけど、とにかく中身はグジャグジャ。 夜が明けてからわかるのだけど、29インチのテレビ(※液晶テレビが出る前の、ものすごく重い四角い塊)が5メートルほ

    震度7の朝、妻は妊娠9ヶ月だった|さとなお(佐藤尚之)
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