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2008年5月18日のブックマーク (3件)

  • 籠の中の15分 - 裏鷹泥日記

    雑誌?「野性時代」最新号こと55号に載った短編。「カナスピカ」をレモンな青春とすると、「賞味期限がかすれていて読めない桃缶」の青春ってとこか。掲載誌の空気は読んだけど秋田ファンの求めてるものとは違うような気がする。それでもたまに新境地っぽくファンを唸らせるのが秋田氏なのですが。 カナスピカ未読の人は何はなくともカナスピカです。あの「距離感」は素晴らしい。

    籠の中の15分 - 裏鷹泥日記
  • ひとつ火の粉の雪の中 - なにかのまねごと

    私が一番好きな作家は秋田禎信だと何度も書いているが、今日秋田禎信のデビュー作であり処女作でもある『ひとつ火の粉の雪の中』を読み返してみた。 正直、これだけの話を17歳で書いたとは信じられない。秋田氏自身は何度かインタビューなどで受験生が現実逃避にクーラーの効かない部屋の中でワープロに向かうとこんな話が出来上がる、と語っていたように思うが、それが当なら秋田氏は小説の神に愛された方なのだろう。 私の印象論であるが、秋田禎信という作家は間違いなく商業作家である。少なくとも、そうあろうとしている。秋田氏は表現者としての自分よりも商業作家としての自分に挑戦したがっている、しているというきらいがある様に思う。オーフェン、シャンク、エスパーマンなどにその点が顕著に現れているだろう。 しかし、この処女作は違う。秋田禎信が唯一商業的な話というフィルターを一切かけずに書いたのがこの物語だ。 そしてこの処女作

    ひとつ火の粉の雪の中 - なにかのまねごと
  • サブカル発信地・吉祥寺にアニメショップ「コミックとらのあな」出店

    コミックや同人誌、グッズの販売・制作事業を手がける虎の穴(千代田区)は4月26日、吉祥寺に「コミックとらのあな吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺町1、TEL 0422-28-0015)をオープンする。 「とらのあな」は、コミックやアニメ関連の書籍、同人誌、グッズを販売する専門店で、1994年秋葉原に1号店をオープン。その後全国に店舗を拡大し、吉祥寺店は16店舗目。 店舗面積は約120坪。コミック、雑誌、小説同人誌のほか、CD、DVD、パソコンゲームソフト、キャラクターグッズなども取りそろえる。そのほか、メッセージペーパーやテレホンカードなどの限定特典付き商品の販売や、オリジナルグッズと交換できるポイントカードシステム、フリーペーパー(月刊・3種)の発行など、「ユーザーの視点に立った」(同社担当者)サービスも提供している。 吉祥寺を出店場所に選んだ理由について、同社担当者は「ターゲット層の10代

    サブカル発信地・吉祥寺にアニメショップ「コミックとらのあな」出店