欲しいと感じたに関するmeltyloveのブックマーク (102)

  • 筒井康隆を軽く飛び越えていった才能──『ビアンカ・オーバーステップ』 - 基本読書

    ビアンカ・オーバーステップ(上) (星海社FICTIONS) 作者:筒城 灯士郎,いとう のいぢ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/03/16メディア: 単行(ソフトカバー)ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS) 作者:筒城 灯士郎,いとう のいぢ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/03/16メディア: 単行(ソフトカバー)いやはや。 書『ビアンカ・オーバーステップ』は元々筒井康隆がはじめてライトノベルを書いたという触れ込みで発売された『ビアンカ・オーバースタディ』のあとがきで存在を明かされ、「誰か続篇を書いてくれ」と後に託された作品であった。それをデビューもしていない著者が勝手に書いて新人賞に応募してしまったものの書籍化である。 狂人かな? 読み終えて思ったのは著者は狂人なのだろうなということである。何しろあまりにおもしろい。章ごとどころか

    筒井康隆を軽く飛び越えていった才能──『ビアンカ・オーバーステップ』 - 基本読書
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    meltylove 2017/04/16
    狂ってる雰囲気と才能の組み合わせはすてきだ
  • 天才が天才について描いた映画監督漫画──『映画大好きポンポさん』 - 基本読書

    www.pixiv.net 傑作である。 非常にシンプルで洗練された作品であり、何よりも"フリーで"公開されている漫画作品なので、(あと僕にあまり漫画を語るスキルがないし)長々と紹介するのはやめておこう。一度でも読み始めたら最後、最初の一コマから最後の一コマまで無駄なく洗練された台詞回しと演出にぐっと掴まれ最後まで読みきらずにはいられないだろう。 表紙の「イカちゃんかな?」みたいなデフォルメされたキャラクタからはシリアスな物語が展開するとはとても思えないが、凄腕映画プロデューサーのポンポさんを筆頭として魅力的な"天才"たち──一瞬で別人に変貌してみせる、演技に関して天性の才能を発揮する天才俳優、映画のこと以外考えられない、それ以外の能力はまったくもって存在しない目が濁っている天才映画監督、物の才能を見つけて、適切なタイミングで適切なお題を与えることができる天才プロデューサー──そのすべて

    天才が天才について描いた映画監督漫画──『映画大好きポンポさん』 - 基本読書
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    meltylove 2017/04/11
    まんが面白かったし、この推薦文も素敵だった
  • 長文日記

    長文日記
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    meltylove 2016/09/16
    この方向性、そのうち遊ぼう
  • 村田沙耶香「星が吸う水」感想文 - インターネットの備忘録

    これから誰にもしたことのない話をしますね、こんな前置きをすると、なんだかめんどくさい話のように感じるかもしれないんですが、お金を貸してくれとか命を狙われているとかではなく、人前でおおっぴらにしないことが多いタイプの話題だからという理由なので、そこは安心してください、それで、何について話そうとしているのかというと、そのきっかけになる「星を吸う水」という小説のことを先に話したほうがいいので話すんですけれど、このあいだ薦められて「星を吸う水」という小説を読んだんですね、作者は村田沙耶香さん、先日、芥川賞を受賞した「コンビニ人間」という作品が話題になっていて、わたしはそういう話題作とかをつい避けてしまう意固地な性格なので、受賞作は話題が落ち着くまで読まないでいようと思っていたんですが、信頼できる人がその作家さんをとても好きだというので、じゃあ他の作品からなら読んでみようかな、くらいの感じで読んだん

    村田沙耶香「星が吸う水」感想文 - インターネットの備忘録
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    meltylove 2016/09/16
    論理構造?話の流れ、流しかた?話のスタート地点とゴールまでの立体構造、みたいなところが非常に気持ちよくて、すごい、ってなった。本も読みたくなった。
  • 是非読んでほしい『現代詩人探偵』(紅玉いづき) - orangestarの雑記

    現代詩人探偵 (ミステリ・フロンティア) 作者: 紅玉いづき出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/03/12メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る紅玉いづき先生の3月11日に出た新刊、『現代詩人探偵』 まずはじめに言っておきますけど、これすごい面白いです。 紅玉さんが天才すぎて悔しい。読み始めの最初はちょっと辛いけれども、読み進めて行くうちにどんどん面白くなる。そういう小説です。一番面白くなるのが、一回読み終わってからの二周目なので、是非そこまで読んでほしい。 ただ、とっかかりの部分はとても読みにくい。それは、一人称の小説で、そしてその一人称が読みやすさよりも主人公の感情トレースを優先しているためどうしても鈍い霧の中のような文章になる。 テキストサイト殺人事件 読み始めた最初の感想。「あ、これ、テキストサイト殺人事件だ!」 作品のあらすじは、公式サイトにこう書

    是非読んでほしい『現代詩人探偵』(紅玉いづき) - orangestarの雑記
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    meltylove 2016/03/25
    “この、現代詩人探偵のSNSコミュニティ、『現代詩人卵の会』も、そういうテキストサイトのような"
  • 立川談志の教え方 - 心のうち

    冬休み最終日の1月3日、ふらり新宿の紀伊国屋書店1階に立ち寄って、目にとまった3冊を買って帰ってきた。そのうちの1冊が、立川談春の「赤めだか」。 「赤めだか」は立川談志さんのお弟子さんのエッセイで、談志さんが17歳の談春をどう育てていったかが、談春さん目線で語られていて面白い。ビートたけしに「談春さんは談志さんが残した最高傑作」と言わせしめる(帯より)談春さんゆえに、その軌跡をたどって語られる考え方、エピソードの描き方や捉え方にも深みがある。 面白そうだし、久しぶりにエッセイを読むのもライトでいいかなと思って手を出したのだけど、思いのほか自分の仕事と関係するところもあって(自然と自分の関心に引き寄せて読むのが人の常というのもあるのだろうが)、「師匠が弟子にどう関わるか」という観点で読めるのも面白い。その観点で、立川談志さんの教え方をメモ的に残す。 ●学び手をよく観て、よく知る 高校をやめて

    立川談志の教え方 - 心のうち
  • 私が作家買いしてるマンガ家さん10人 - 頭の上にミカンをのせる

    みんなはマンガを作者買いしてる? こういうの面白いなと思ったので、みんなで、自分が「作者買い」してる漫画家さんを上げていきませんか?とりあえずヘボ漫画読みの私が言い出しっぺで始めてみました。他の人のおすすめ作家さんとかめっちゃ知りたいです。 #作家買いしてる漫画家は hashtag on Twitter ブログ記事かくのめんどくさい人は「#作家買いしてる漫画家は」でも書いてくださると嬉しいです。 1位 戸田誠ニ 2位 高橋しん 3位 西森博之 4位 TONO 5位 城平京(原作者) 6位 羅川真里茂 7位 赤松健 8位 北条司 9位 金田一蓮十郎 10位 山田玲司 萩尾望都 その他まとめ ハッシュタグまとめ 作者買いチェックする場合は「新刊.net」ってやつが便利なのかな? おまけ 独自ドメイン化の際に消えてしまったはてなブックマークコメント 1位 戸田誠ニ スキエンティア (ビッグコミッ

    私が作家買いしてるマンガ家さん10人 - 頭の上にミカンをのせる
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    meltylove 2015/07/22
    作者おすすめ、ってよく考えるとあんまり見たことないなあと思った。
  • 木下龍也『つむじ風、ここにあります』 - 巫女だって人間です。

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    meltylove 2015/07/01
    "「ロボットの涙は油」以降の、わかりやすい虚構が自然と溶けこんでしまっている半現実世界(私は世界の割れ目だとか裂け目だとか呼んでいる)がすごくヒットしている"
  • 初心者の短歌日記:神の親指の痕 - 何かのヒント

    以前、と言っても2,3年ほど前に服部真理子という人の短歌に惹かれて、雑誌を何冊か買ったことを思い出した。 調べてみると今ではこの人は歌壇賞という賞を獲っている。 検索してかき集めると、この人の短歌をあっという間に五十首くらいは揃えることができる。 それをそのままドバッとこのブログに載せてしまうのはいかがなものかと思うので、絞りに絞って十首だけ紹介してみたい。 どの町にも海抜がありわたくしが選ばずに来たすべてのものよ 塩の柱となるべき我らおだやかな夏のひと日にすだちを絞る 金貨ほどの灯をのせているいつの日か君がなくしてしまうライター 草原を梳いてやまない風の指あなたが行けと言うなら行こう 天国がどこにあっても蹄鉄がきっと光っているから分かる 回るたびこの世に秋を引き寄せるスポークきらりきらりと回る おだやかに下ってゆけり祖母の舟われらを右岸と左岸に分けて けれど私は鳥の死を見たことがない 白

    初心者の短歌日記:神の親指の痕 - 何かのヒント
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    meltylove 2015/03/22
    "穂村弘は短歌を「ワンダー」と「シンパシー」に分類しているが、そのどちらでもない穏やかさと静けさと美を感じる"
  • ぼくはいままで進化論を間違って理解してました…… - すべての夢のたび。

    理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ 作者: 吉川浩満出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2014/10/25メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (44件) を見る このやばかったですわ。むっちゃ面白い。すごすぎてぼくには良さを説明しきれない。なのでオビの推薦文を引用しましょう(Amazonより)。このメンツがまたすごいんだが。 養老孟司氏(毎日新聞)「進化論の面白さはどこにあるか、なぜそれが専門家の間でも極端な論争を呼ぶのか、書はそこをみごとに説明する。[…]近年ここまでよくできた思想史を読んだ覚えがない」 山形浩生氏(新・山形月報! )「おー。進化論におけるグールドの敗北を明記した上で、その敗北を救うだけでなく、それをぼくたちみんなが抱える問題の鏡として使い、進化論やあらゆる学問の基盤にまで迫ろうという力業」 加藤典洋氏(共同通信)「一見難解な文系と理系の間の

    ぼくはいままで進化論を間違って理解してました…… - すべての夢のたび。
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    meltylove 2015/03/06
    読みたい。進化論じぶんもなんか雑な認識あるのだよね
  • 選び抜いた10作のボードゲームを紹介させてください - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    例年、その年に遊んだボードゲームの中から、特に面白かったものを10作に選び抜いて紹介しています。遅ればせながら、ようやく決めることができました。 と言うわけで、紹介させてください。 2014年は220作のゲームを遊びました。その中から選びに選び抜いた、秋山真琴が自信をもって激選する、究極の10作です……! 部門の紹介 今年はいくつかの部門に分けて紹介したいと思います。 ・総合部門 ・国産部門 ・重量級部門 ・協力ゲーム部門 ・その他部門 では、どうぞ! 総合部門 2014年のベストは『カルカソンヌ』です!! 「え、ええええ!? これだけボードゲームやってきて、なんで今さら『カルカソンヌ』がベストなの!?」そう思われる方も多いかと思います。しかし、驚いているのは、むしろ秋山自身です。これから理由を説明します。 元々、定番ゲームの中で『カルカソンヌ』は好きな方でした。少なくとも『カタンの開拓者

    選び抜いた10作のボードゲームを紹介させてください - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
  • 「ゲーム実況者に感謝したい」―『ネクロダンサー』制作者インタビュー – もぐらゲームス

    昨年末に、その独特な組み合わせとリズムに乗ってプレイする楽しさが話題になったPC向けゲーム『Crypt of the Necrodancer』。制作したのはカナダのバンクーバーを拠点にするインディゲーム・デベロッパーBrace Yourself Gamesだ。 もぐらゲームスによるレビューはこちら 中毒者続出。ローグライクRPGとリズムゲーを組み合わせた異端児『ネクロダンサー』が神ゲーな理由 もぐらゲームスでは、クリエイターのRyan Clark氏にメールインタビューという形で話を訊いてみた。 リズムに合わせて自分と敵が同時に動くというその独特なゲームデザインは、どういう想いから生まれたのか。また、現在進行形で盛り上がっている日の実況をどう捉えているのか、など興味深い話が聞けたので是非読んでみて頂きたい。 実況が盛り上がることの意味――『Crypt of the Necrodancer』

    「ゲーム実況者に感謝したい」―『ネクロダンサー』制作者インタビュー – もぐらゲームス
  • 角川インターネット講座:ぼくの巻は浮きそうだなあ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    いま、『角川インターネット講座』なるものの第十巻の編者をやっている。すでにだんだん出始めていて、今日まつもとゆきひろ監修の第2巻『ネットを支えるオープンソース』が手元に届いた。 角川インターネット講座2 ネットを支えるオープンソース ソフトウェアの進化<角川インターネット講座> (角川学芸出版全集) 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版発売日: 2014/11/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る うーん、今回まで出た巻を見ると、みんな非常にストイックに、現状までの説明になっているなあ。ぼくはむしろ、今後どうなるかとか、まだはっきりしてないが外挿して予想できることとか、もう少しいい加減なほうで原稿をお願いしていて、実際にすでにあがってきているのを見ると、かなり期待に沿ったものになっていて非常に嬉しい今日この頃。でもこれまでの巻を見ると、これ

    角川インターネット講座:ぼくの巻は浮きそうだなあ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    meltylove 2014/11/20
    インターネットの話、全15巻。気になるっていうかKindle買うかなー
  • 社会を作れなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門 - けれっぷ彗星

    「社会を作れなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門」を読んだ。ずっと、このブログでは柳田國男のことを「ラスボス」呼ばわりしてきたけども、やっぱり、柳田國男はラスボスだった。これまで、遠野物語そのものとか、赤坂憲夫の遠野物語ガイドとか、中沢新一の南方熊楠とか読んでて、ああ、柳田國男って、ちょっと僕とは違うな、というか、すごくロマンが強くて、現実に対処するより、そういうロマン的なものに回帰するのが好きな人なんだな、っていう印象だった。だけど、それは実は一面的な見方で、そういうロマン主義的なところもひとつの極としてはあったけど、一方で超がつくほどのリアリストであり、実践主義者であったということだ。正直、もう柳田國男はいいかな、と思っていたところがあったのだけど、これはちょっと裏ボスというか、倒したと思ったけど、実は裏モードではぜんぜん歯がたたなかった!みたいな感じ。 社会を

    社会を作れなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門 - けれっぷ彗星
  • ステッパーズ・ストップは移転しました

    自作ゲームのサイト

    ステッパーズ・ストップは移転しました
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    meltylove 2014/10/10
    ゴリラはすべてでもある。欲しくなった。紹介文うまいなあ。
  • あなたは今、この文章を読んでいる。:パラフィクションの誕生 by 佐々木敦 - 基本読書

    あんまり評論家の人の文章は読まないんだけれども、佐々木敦さんは例外的にちゃんと読んでいる人だと思う。それは何も評論家の書くものはつまらないだとか言っているわけではなくて、ただ個人的に言ってることの意味がよくわからないことが続いたから避けるようになっただけなのだが。もちろん部分部分わかるところもあるし、理屈の通り方とその理論を単独で見た構築物として見たら面白いと思うのだけど、作品を読んだ時の実感と理論の繋がりについていけないというか。理論は面白いけど作品と当につながってるのか……?? 全然わからない……となる。 佐々木敦さんの視点の置き方や文章はそういう意味で言うと、作品にキチンとくっついている安心感がある、というか作品のこういう要素が読者にこういう影響を与えますよね、と「読者に」接した地続きの論を展開しているイメージがある。といっても僕も佐々木敦さんの熱烈なファンというわけではないのでた

    あなたは今、この文章を読んでいる。:パラフィクションの誕生 by 佐々木敦 - 基本読書
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    meltylove 2014/10/09
    評論の文章、つながりわからない……ってじぶんもなりがちだし、楽しそうと思った
  • 「ねこたま」「風の白猿神」も ファンタジア大賞歴代入選作電子書籍化状況 - SSMGの人の日記

    この記事はリンク先に移転しました。 https://sube4.hatenadiary.jp/entry/Slayers-as-Fantasy

    「ねこたま」「風の白猿神」も ファンタジア大賞歴代入選作電子書籍化状況 - SSMGの人の日記
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    meltylove 2014/07/27
    無理は承知で私立探偵、の実質リメイクがあるの、初めて知りました。なんか嬉しかった。第11回まではかなり読んでたみたい。
  • 2014年上半期に読んで心底面白かった本 - やしお

    フランツ・カフカ『アメリカ』 極めてクリアーに書かれていくことでかえって世界の見えなさが立ち上がってくる、ということを見せてくれる小説。ミステリーのように記述を省略して何かを隠すということはない。三人称一元視点で主人公の少年が直面する事態が明瞭に描かれていく。主人公が思考し、事態に対処しようとする様子も隠しだてされることなく私たちは見ることができる。 それにもかかわらず、この世界が不可視なのだという印象が強烈に与えられる。放り込まれた迷路の中で、壁を撫でてその感触だけを確かめているような気にさせられる。ガルシア=マルケスが『族長の秋』で、一人称と三人称を混在させ、時間軸も交錯し、ほとんど荒唐無稽な思考と行動を描きながら、世界を異様にクリアーに見せてしまったのと、ちょうど対称的だ。 アメリカ (角川文庫) 作者: フランツ・カフカ,中井正文出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1972/01

    2014年上半期に読んで心底面白かった本 - やしお
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    meltylove 2014/07/27
    普段の語りがおもしろい人が本薦めてるとめっちゃ影響受けちゃう、けどまあよい。構造的にあんまり自制いらないでしょ、って気もするし。
  • お薦めだけどタイトルがひどい本 - すべての夢のたび。

    「ラットレース」から抜け出す方法 作者: アラン・ワッツ,Alan Watts,竹渕智子出版社/メーカー: サンガ発売日: 2014/05/25メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 書店で平積みになってる新刊を見ていたら、懐かしい名前が。アラン・ワッツ、あたらしい邦訳でたのかな? ……と思ったらちげえよ、これ『タブーの書』の復刊じゃん。どうしてこんなタイトルにしたんだ……。 この書名は、はっきり言って最悪です。まるでチープな自己啓発書じゃないですか。ないわー、と思ったら、Amazonのレビューでも同じこと言ってる人いました(笑)。みんなそう思うよなー。 人生のとらえ方が変わるぐらい感銘を受けましたが、売り方が酷いです なぜこのような邦題を付けたのでしょうか? これではまるで、企業にこき使われている平社員なんて辞めて自分らしく生きよう! と、いうようなよくある自己啓発

    お薦めだけどタイトルがひどい本 - すべての夢のたび。
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    meltylove 2014/06/22
    "このタブーは強力なものなので、ふだんのぼくらは意識できません。それを、ワッツは例え話等を交えながら少しずつ、少しずつ説明していく"
  • どう生きたらいいかを考えさせる本 - finalventの日記

    どう生きたらいいかを考えさせるなどといった話題は書くものではないと思っていたが、ちょっとした機会でもあるので簡単に書いてみたい。 人生とは何かということをもっとも究極的な形で描きだしているのは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(参照)だろうと思う。が、これは万人向けではない。皆目わからない人もいる。お薦めはしづらい。 日人として生きていて、人生で突き当たる質的な問題を実験的な形で描いていったのは夏目漱石の小説である。極点は「明暗」(参照)だろうが、できれば、その他の小説から読み進めたほうがよい。おそらく日近代の知識人が抱える質的な問題が、人によってはということはあるだろうが、自分のことのように問われている。 このブログを書き始めてからはなぜか言及してこなかったが、ドストエフスキーやら漱石といった、いかにも文学というものでなければ、山周五郎の小説を薦めたい。人情と人生とい

    どう生きたらいいかを考えさせる本 - finalventの日記